鹿沢インフォメーションセンターでは、7月16日に自然体験ツアー「かご登山とやまフラワーハイキング」を開催しました。

当地は昨年9月に「浅間山北麓ジオパーク」に認定されました。 これを記念し、今回のツアーでは、当ジオパークのマスコットキャラクター「あさマン」の缶バッジを参加者全員にプレゼント。ツアー中に着用してもらいました。

あさマン缶バッジ
「ぎょうざみたい」と評判のあさマン

仕事を終えて帰路につく途中、ふと道端を見ると、牛が1頭、脱柵していました。

湯の丸高原では、毎年レンゲツツジの開花に合わせて、牛の観光放牧が行なわれています。
急いで湯の丸高原ホテルに牛の脱柵を伝えに行きました。

「牛が1頭脱柵しているんですが」
 「場所はどのあたりですか」
「九十番観音の少し上です」
 「民宿わたらせの近くですね。わたらせの鴇沢さんに応援を頼みましょう」

湯の丸高原ホテルの従業員を現場へ案内すると、すでに鴇沢さんが到着していました。

 「車との接触事故が心配だね」
「鴇沢さん、どうしますか」
  「牧柵の有刺鉄線を切って中へ入れるしかないな」

脱柵した牛
脱柵した牛

湯の丸高原北面に、メスのニホンジカの群れが姿を現しました。

湯の丸高原に現れたニホンジカの群れ
湯の丸高原に現れたニホンジカの群れ

ニホンジカは1980年代以降から数が増え、これに伴い各地で農林業への被害や、自然の植生が大きく変わってしまうなどの影響が見られるようになりました。

霧がかかるなか、カラマツ林沿いの道を歩いていると、アカハラ(スズメ目ヒタキ科)に出会いました。

アカハラ
アカハラ

霧の日は見通しが悪いので、鳥はあまり飛ばずにじっとしていることが多く、思いがけなく近くで観察することができました。

浅間山の南西部に位置する長野県東御市は、雨が少なく日照時間が長いところです。

全国の降水量
全国の降水量(国土地理院発行 新版日本国勢地図H12)
  • 日本の平均年間降水量・・・1700mm
  • 東御市の年間降水量・・・979.6mm
全国の日照時間
全国の日照時間(1977年刊行 日本国勢地図帳)
  • 日本の平均年間日照時間・・・1850時間
  • 東御市の年間日照時間・・・2109.8時間

これは海上の湿った空気が偏西風に乗って、日本海側や北アルプスに多くの雨や雪をもたらしたあと、乾燥した空気が浅間山の南西部に流れ込むためです。

残雪の多い4月の始まりとなりました。
4月2日現在の積雪は、鹿沢で50cm、湯の丸高原で75cmです。

道路は除雪されていますが、道幅が狭くなっています。
対向車や歩行者とすれ違う際はご注意ください。

積雪の様子(湯の丸高原)
積雪の様子(湯の丸高原)

西之島
西之島

いま、日本の火山はその活動を活発化させている。

2013年から溶岩の流出が数年にわたって続いた西之島。 戦後最大の犠牲者を出した2014年の御嶽山噴火。 2015年、噴火警戒レベルが最高の5となり、全島民が避難した口永良部島。
そのほか、桜島、阿蘇山、箱根山、浅間山などで火山活動が活発化、くらしに様々な影響がおよぶなか、 私たちは火山の国に生きていることを改めて思い知らされている。