輝く新雪に足あとを刻む
輝く新雪に足あとを刻む

積雪70cm。乾いた砂のようにサラサラとした雪。突き抜ける真っ青な空。
今日の鹿沢は絶好のスノーシュー日和です。

落葉した冬木立の森を歩いてみましょう。そこはとても明るく開放的な世界です。
雪の上に落ちている花がらを拾ったり、動物の足あとを観察したり、新雪をキャンバスに見立てて絵を描いてみたり。
思い思いの楽しみが広がります。

冬木立を縫うように……
冬木立を縫うように……

眺望のいいところを見つけたら、立ち止まってひと休みしましょう。
冬の澄み切った空気が、遠くに連なる山々をくっきりと浮かび上がらせています。
スノーシューはそんな世界を間近に見せてくれる便利な道具です。

アカネズミと思われる足あと
アカネズミと思われる足あと

扱い方が簡単なスノーシューは、年齢や経験を問わず気軽に初められる冬のスポーツとして、現在広く定着し人気を集めています。

柔らかい雪の上を歩くスノーシューは、通常のウォーキングの倍程度の運動強度がありますが、その割に膝への負担が少なく、有酸素運動として優れています。週 30~40分の歩行で有酸素能力の増進が期待できるとする研究もあります(竹内ら 「スノーシューウォーキングの有酸素能力増進効果」)

スノーシューを履いて元気に体を動かし、寒い冬を乗り切りましょう!

(F)