嬬恋郷土資料館では、 秋期教養講座を下記の日程で開催します。
皆さまのご参加をお待ちしています。

10/22(土)上野三碑こうずけさんぴを読んでみよう
講師:群馬県立女子大学教授 熊倉浩靖

多胡碑
日本三古碑に数えられる多胡碑

上野三碑とは、日本に18例しか現存しない古代(7~11世紀)の石碑のなかで最古の石碑群である山上やまのうえ碑(681年)、多胡たご碑(711年頃)、金井沢碑(726年)の総称。 歴史的な価値の高さから世界記憶遺産候補にもなっている。上野三碑を読み解くことで、1300年前の東アジアの文化交流の姿が浮かび上がってくる。

  • この講座は「ぐんま出前なんでも講座」を利用したものです。

11/12(土)吾妻郡の歴史街道と現在の道路
講師:渋川土木事務所長 小此木哲雄

大笹関所跡
大笹関所跡

長野県上田市から鳥居峠を下り沼田市へ至る道は、戦国時代から「真田道」と呼ばれ、江戸時代にかけて現在の道筋が形作られた。その後、近代、現代を経てどのような整備が進められたのか、吾妻の道の変遷について歴史と文化を織り交ぜ、土木工学の観点から解説する。

  • この講座は「ぐんま出前なんでも講座」を利用したものです。

11/26(土)道でつなぐふたつの真田
講師:時代考証家 山田順子

鎌原城址
鎌原城址

信濃国小県ちいさがたに根拠を有した真田一族。天文年間甲斐武田氏に属して勢力を伸ばし、上野こうずけ北部に侵攻、信濃上田と上野沼田を結ぶ信州街道をおさえ、戦国大名へと成長していく。信州街道の道筋を追いながら、幸隆・昌幸・信幸の領国支配の実相に迫る。


会場:
嬬恋郷土資料館
時間:
13:30~
主催:
嬬恋郷土資料館
共催:
浅間山ジオパーク構想推進協議会
お問合せ:
嬬恋郷土資料館 TEL0279-97-3405
  • 聴講無料
  • 申し込みは不要です。当日直接会場へお越しください。