原とは標高が高く、開けた地形を言います。標高が高く、谷が発達した地形は高地と呼ぶことがあります。

高原はおおむね標高600m以上のところにあります。

地形

なお、高原は気候が冷涼で、避暑地やスキー場としての利用が盛んなことから、リゾート地[1]の名称として使われることがあります。北海道に高原と呼ばれるところが少ないのは、平野部でも気候が冷涼であることが関係していると考えられます。

このように、高原は地形を指す場合と、地名を指す場合があります。

[1] リゾート地:リゾート(resort)とは、大勢の人が休暇・余暇を過ごす場所のこと。行楽地。多様な余暇活動が楽しめる場を整備することを目的に、1987(昭和62)年、総合保養地域整備法(リゾート法)が制定されている。

高原の種類

山麓高原
山地の山麓部にある高原。
例)浅間高原 志賀高原 ほか国内の多くの高原
山間高原
まわりを山地に囲まれた高原。
例)コロラド高原 チベット高原
卓上高原
まわりを低地に囲まれ、テーブル状に広がる高原。
例)デカン高原

高原の利用

夏秋キャベツ日本一の生産量を誇る嬬恋村のキャベツ畑
夏秋キャベツ日本一の生産量を誇る嬬恋村のキャベツ畑

原は標高が高く、夏でも涼しいことから、こうした気候を利用したキャベツ、レタス、白菜などの高原野菜の栽培がさかんです。 高原で野菜を育てると、ゆっくりと育つため、他の地域で栽培されたものが出まわらない時期に野菜を出荷することができます。これを抑制栽培といいます。

また、高原は避暑地やスキー場などのリゾート地として利用され、大規模な開発が行われることがあります。