フィールドノート
小串硫黄鉱山跡

群馬県嬬恋村の北端、長野県との県境にある毛無峠は、その近くにある破風岳(1999m)の名が示す通り、よく強い風の吹く所です。辺り一帯にはガンコウラン、シラタマノキなどが張り付くように生育する礫地の斜面が広がっています。

――ここは、本州の極地である。
この部落を過ぎて路は無い――

小説家太宰治(1909-1948)は、津軽半島最北端の竜飛岬を訪れ、小説『津軽』のなかでそう書き記しました。竜飛岬が本州の極地ならば、毛無峠は上州の極地と言える場所です。

ハナホウキタケの一種〔弱毒〕
ハナホウキタケの一種〔弱毒〕

8月は平年よりも日照時間が短く、雨の多い月となりました。そのためか、園地では昨年よりも多くのきのこがみられます。

なかでも目を引くのはホウキタケの仲間です。その姿は色といい形といい、まるで森のさんごのようです。

9/4AM8現在、霧雨、濃霧 気温15℃

本日花調査を行ったところ、ハクサンフウロが草紅葉していました。散策しますと小さな秋を見つけることが出来ますよ。

ハクサンフウロの草紅葉
ハクサンフウロの草紅葉

バッコヤナギについた虫こぶ
バッコヤナギについた虫こぶ

バッコヤナギの葉の裏に白くて丸いものがくっついています。一見すると実のようですが、これはバッコヤナギハウラケタマフシと呼ばれる虫こぶ(虫えい)です。

虫こぶとは、虫などの寄生によって、植物の一部がこぶ状に変化したものです。

浅間山溶岩樹型
井戸のような穴がいくつも空いています

浅間山の火口から北へ5kmほどのところに、地面に井戸のような穴がいくつも空いている場所があります。穴の大きさは直径50~200cm、深さは3~7mで、それが500個ほど集まっています。

この穴は、今から231年前の1783年(天明3年)8月に起きた、浅間山の大噴火によってできたもので、浅間山溶岩樹型と呼ばれるものです。溶岩樹型とは、溶岩流が森林に流れ込んで樹木を覆い、中の木が焼けたり、長い年月の間に腐ったりしてできた穴のことです。

7/20 午後3時 曇り空時々小雨、昼ごろから時々晴れ間

こんにちは。野草園が花々ですごいことになってますよ。

アサギマダラ舞う野草園は今、花盛りです。

アサギマダラ舞う野草園
アサギマダラ舞う野草園

7/10PM3 気温は19℃ 時々小雨、強風、晴れ間と、天候が台風上陸にる影響かめまぐるしく変化しています。

野草園は、ノハナショウブの紫、キンバイソウの黄色、カラマツソウの白などが目立つようになり、カラフルになってきました。

湿地帯から乾燥帯までの 多彩な花々を野草園で見ることができますが、今日は、湿地帯に咲く植物を紹介したいと思います。

サギスゲ(野草園にて)
サギスゲ(野草園にて)
トキソウ(野草園にて)
トキソウ(野草園にて)

アヤメ
アヤメ

園地に紫と白のアヤメ、黄のキショウブが咲いています。 アヤメは英語でアイリス(iris)と言いますが、これは虹を意味するギリシャ語イリスから来ています。

7/5午前8時 雨 気温は14℃

昨日も今日も肌寒い雨々の一日です。

来週からは池の平湿原ハイキングツアーが予定されていますが、台風の上陸予報とか、心配ですね。

さて、レンゲツツジと言えば湯ノ丸山が有名ですよね。ところが、池の平にも咲いているんです。

レンゲツツジが美しい(池の平にて)
レンゲツツジが美しい(池の平にて)

7月初旬の池の平湿原を散策しますと、レンゲツツジ以外にも様々な花に出会えます。

ギンリョウソウ(清流の小径にて)

6/12AM8 雨 気温15℃

「今、お化けを見たよ」、かえでの小径を散策したお客様から言われました。

そうです。ギンリョウソウのことですね、別名、幽霊茸(ユウレイダケ)。

薄暗い雑木林の中で、白く透き通った異様な姿をした植物です。