樹皮は灰褐色で不規則に割け、老木はうろこ様にはがれる。葉は互生し、狭卵形で基部は円形。細かい重鋸歯がある。
花雌雄異花。雄花は無柄、 長さは4~6㎝で、枝の先に尾状花序を1~5個つける。雌花は雄花より下の葉腋から出て、小さく直立し、一つの芽から1-2個つける。
実球果は長さ1.5~2㎝の卵状広惰円形。枝上に黒褐色~暗褐色になって残る。この球果の形状を夜叉(やしゃ)に見立てたと言われる。