鹿沢では4月20日夜半から翌朝にかけて雪が降り、20cmほどの積雪となりました。その後晴れて気温が上がり、路面の雪はだいぶ溶けましたが、部分的に滑りやすい状態になっています。自動車で鹿沢へお越しの際は、冬用タイヤ、またはチェーンなどの滑り止めがあると安心です。
バリアフリー対応施設である当センターは、2階へ車いすで上がれるスロープを設けています。今日はそのスロープの除雪を行いました。
スロープに積もっている雪はかた雪になっていて、なかなかうまくかけません。かた雪を四角く掘り取りながら1階から2階をめざして少しずつ進んでいきます。南極観測船「しらせ」も、こんな感じで進んでいったのでしょうか。
第54次南極地域観測隊を乗せ、昭和基地をめざして南極海を航行していた「しらせ」は、厚さ5mの氷とその上に積もる1mの雪に阻まれ、今年1月10日、基地まで18kmの地点で接岸を断念しました。こちらは無事、2階ビジターズサロンにたどりつくことができました。
2階通路から休暇村鹿沢高原のキャンプ場が見えます。キャンプ場は今月27日土曜日にオープンする予定です。オープンをひかえ、常設テントの内張りが新品に交換され、フレームもきれいに塗装されました。キャンプ場の詳しい情報については、休暇村鹿沢高原(TEL:0279-98-0511)へお問い合わせください。