春の鹿沢にキビタキ(スズメ目ヒタキ科)がやってきました。
キビタキはスズメほどの大きさで、冬は南の暖かいところで過ごし、5月ごろ日本の山地に渡ってくる夏鳥です。
キビタキのオスの喉は南国の果物を思わせる鮮やかなオレンジ色をしています。 また、よく見ると、オレンジ色の眉毛みたいなもの(眉斑)もあります。 エキゾチックな感じのする、とても色鮮やかな鳥です。
春は野鳥観察によい時期です。 森の木々はまだ葉を繁らせておらず、鳥の姿をよく見ることができます。 加えて、鳥たちは繁殖期を迎え、オスはメスに求愛するために、美しい音色でさえずるようになります。
春の明るい森の中を、鳥たちのさえずりを聴きながら散歩すると、とても気分がいいですよ。
(F)