雪の上を歩くだけで・・・

あるパークボランティアの方と一緒に、ス ノーシューを履いて雪の上を歩いていた時のことです。 見るとザックから長いひもが伸びていて、その先に袋がくくりつけてあります。 その袋を引きずりながら歩いているので、 「なにをしているの?」 と尋ねると、 「アイスクリームを作ろうと思って」 とのこと。

1時間半ほど歩いた後、袋の中身を見せてもらいました。 なんと、ちゃんとできています。フワッとした口どけのアイスクリームです。

アイスクリームができます!

アイスクリームは体積の約40%が空気で、これがアイスクリーム特有のソフトな口当たりを作り出しています。 材料を入れた袋を引きずって雪の上を歩くことで、材料はかき混ぜられながら冷やされ、おいしいアイスクリームができるというわけです。

それにしても、スノーシューで雪上散策をするついでにアイスクリームを作ってしまうなんて! エコでユニークなアイデアだと思いませんか?

雪上てくてくアイスの作り方
材料:
生クリーム 60ml
牛乳 120ml
砂糖 35g
  • お好みでナッツや砕いたチョコクッキーを入れてもおいしいです。
  1. 500mlのペットボトルに牛乳・生クリーム・砂糖を入れる。
  2. レジ袋に1のペットボトルを入れ、周りに雪と塩を混ぜたものを敷き詰める。レジ袋は二重にし、口をしっかり閉じる
  3. 2にひもを取り付け、雪の上を引きずって歩く(条件によりますが、1時間半~2時間くらいで完成します)。

(F)