こんにちは、鹿沢インフォメーションセンターでございます。

10月に入り季節は秋。
園地内の木々も色づいて参りました。
標高約1400mの鹿沢園地付近の紅葉の様子をお伝え致します。

園地入口のハウチワカエデ。
この木は毎年早くから色づく木で紅葉の目安にしています。
先端が赤く色づいています。

山桜はかなり早い色づきです。

少し色づいているのは山ウルシ。

山ウルシは里のものよりかぶれにくいと言われる
カラマツに絡みついているツタウルシ(手前右側)

インフォメーションセンターから村上山。
全体的にはまだもう一歩といった所。
広葉樹の見頃はあと1週間ほどした頃でしょうか。
カラマツの黄葉が始まるまでは2週間程かもしれません。

今年の鹿沢はミズナラのドングリがとても不作の年。
栗、山ぶどうなども不調の様です。

しかし、豊作のものもあります。
チョウセンゴミシやツリバナの実。
キノコ類。

豊作のチョウセンゴミシ
ツリバナの実

あとは、ハチやアリが多いです。

クマのこん跡も、ミズナラの熊棚を発見するよりも、 アリの巣を破壊した形跡を良く見かけます。

桜や山ウルシの色づきは好調のようです。

何かが欠けると、何かが補う。
不思議なバランスです。

紅葉も毎年違った色づきをします。
一年の間で最も色彩豊かな季節。
今年はどんな色彩を見せてくれるのでしょうか。

(H)