パークボランティアとは、国立公園で自然の解説や美化清掃を行うために、環境省に登録されている人たちで、全国で1,500人あまり(平成24年)が活動しています。パークボランティアの募集は、環境省の地方事務所が必要に応じて不定期に行なっています。
鹿沢地区で活動しているパークボランティアのなかには、遠方からはるばる駆けつけてくれる方や、長年にわたり活動を続けている方がたくさんいます。この活動へのバイタリティは、いったいどこから来るのでしょうか?
都会にお住まいの、あるパークボランティアにそのことを尋ねたところ、
「自然の豊かさを守り、伝えていくことも魅力のひとつだが、それ以上に、活動を通して身近にない豊かな自然に触れられることが大きい」
という答えが返ってきました。
そのうえで、こうした活動や体験は「非日常的なもの」だと言います。
国立公園の美しい景観を保ち、快適な利用環境を整えるためには、多くの人たちの理解と支えが必要です。そのなかで彼らが活動に参加するのは、義務感や使命感から、というよりも、国立公園の必要を満たすとことが、同時に自分自身の必要を満たすことにもなっているからなのでしょう。こうした思いがあるからこそ、活動に継続的に携わることができるんですね。
鹿沢地区におけるパークボランティアの活動の様子は、以下のブログでご覧いただけます。
鹿沢・万座パークボランティアだより
http://blog.goo.ne.jp/kazawapv(F)