皆さま、こんにちは!
鹿沢インフォメーションセンターです。
6月23日に湯の丸高原で、子どもパークレンジャーのみなさんによる『湯の丸高原レンゲツツジ群落保全活動』が行われました。
子どもパークレンジャー
国立公園を管理する環境省レンジャー(自然保護官)の仕事を体験しながら、地域の自然とふれあい、自然保護の大切さや環境保全を学ぶ活動です。
参加してくれた全員が『子どもパークレンジャー』に任命されます。
活動後には、当センターにて活動報告会が行われましたのでご紹介します。
みなさんそれぞれに、湯の丸高原の将来像を考えたり、保全活動の重要性を感じていたようです。
子どもパークレンジャーに聞いてみた
10年後の湯の丸高原はどうなっている?
- 牛がふえて、レンゲツツジもふえる。
- トロッコができると思う。
- レンゲツツジがきれいに咲いていたらいい!
- 10年後の湯の丸高原は、いまのレンゲツツジ保存会の方々のように保護してくれる人が減少し、雑草が増加してしまい、レンゲツツジは減少してしまっているような気がします。
そうになってしまわないように、10年、20年、30年後まで、みんなで保護をしていく必要があると思います。
10年後にもレンゲツツジがたくさん咲いている景色を多くの人に届けられたらいいと思います。(嬬恋高校JRC部) - 牛がのんびりとくらし、ツツジもきれいにさいている。
- たとえ10年後、まわりにビルやどうろがたちならんでも、まわりのふうけいにまどわされず、みどりいっぱいの山のままであってほしい。
大人になっても自然に関心を持ち、大切にする気持ちを忘れないで、環境保全のリーダーになる事を期待し、今後の子どもパークレンジャーのみなさんの活動に注目したいと思います。
現在、こどもたちがまとめた活動成果を当センター2階ビジターズサロンにて展示中です。
また、国立公園の魅力を写真で紹介する『アクティブレンジャー写真展』も同時開催しています(7月1日まで)。
ぜひ!ご覧ください。
(A)