登山者から、村上山に登る猫がいるという話を聞きました。

その話によれば、

「村上山の登山道を歩いていると、前方に猫が歩いているのが見えました。
後ろからついていくと、その猫は疲れたのか、登山道の脇で立ち止まりました。
私は猫の脇を通り過ぎ、山頂を目指しました。
それからしばらく歩き、疲れたので休憩していると、後ろからさっきの猫がやってきて、私を追い越していきました」

ということです。
その猫は途中で登山道から離れて、どこかへ行ってしまうことはなかったのでしょうか。

「その猫はずっと登山道の上を歩いていました。
私たちは、抜いたり、抜かれたりしながら、一緒に村上山に登りました」

そこで、一枚の写真を見せていただきました。

村上山に登る猫
村上山に登る猫

鹿沢インフォメーションセンターのウェブサイトをご覧いただきましてありがとうございます。

鹿沢インフォメーションセンターの開館日は、12月1日から翌年3月31日までの間、次のとおり変わりますのでお知らせいたします。

  • 開 館 日 : 金・土・日・祝日
  • 開館時間: 午前8時~午後5時 (通常期と同じ)

こんにちは、鹿沢インフォメーションセンターでございます。
昨日までは落ち葉の中の鹿沢でしたが、一夜明けると銀世界になっておりました。

浅間山ジオパーク推進協議会では、浅間山麓の地形・地質や動植物の魅力を表す写真、歴史や文化を表す写真を募集しています。

湯の丸高峰林道は下記の期間閉鎖になります。

  • 2016年11月17日(木)~2017年4月下旬ごろ
  • 積雪があった場合は閉鎖が早くなる場合があります。

こんにちは、鹿沢インフォメーションセンターでございます。

いよいよ、鹿沢の紅葉が見頃を迎えました!
今年の紅葉の始まりは早かったですが、見頃は一週間ほど遅れて訪れました。

途中曇天の日々が続いたため色づきを心配しましたが、例年通り美しい色彩になりました。

キャンプ場内 ハウチワカエデ

嬬恋郷土資料館では、 秋期教養講座を下記の日程で開催します。
皆さまのご参加をお待ちしています。

10/22(土)上野三碑こうずけさんぴを読んでみよう
講師:群馬県立女子大学教授 熊倉浩靖

多胡碑
日本三古碑に数えられる多胡碑

上野三碑とは、日本に18例しか現存しない古代(7~11世紀)の石碑のなかで最古の石碑群である山上やまのうえ碑(681年)、多胡たご碑(711年頃)、金井沢碑(726年)の総称。 歴史的な価値の高さから世界記憶遺産候補にもなっている。上野三碑を読み解くことで、1300年前の東アジアの文化交流の姿が浮かび上がってくる。

  • この講座は「ぐんま出前なんでも講座」を利用したものです。

こんにちは、鹿沢インフォメーションセンターでございます。

10月に入り季節は秋。
園地内の木々も色づいて参りました。
標高約1400mの鹿沢園地付近の紅葉の様子をお伝え致します。

園地入口のハウチワカエデ。
この木は毎年早くから色づく木で紅葉の目安にしています。
先端が赤く色づいています。

浅間山北麓ジオパークロゴ

日本ジオパーク委員会は9日、浅間山北麓地域を日本ジオパークに認定しました。

浅間山北麓地域には、1783(天明3)年の大噴火の際にできた「鬼押出し溶岩」や、国の特別天然記念物に指定されている「浅間山溶岩樹型」など、火山活動で形成され、国際的にも価値が高い自然遺産があります。

また、日本一の高原キャベツの産地であることや、別荘地として有名な北軽井沢など、火山とともに暮らしてきた人々の歴史や文化、生活を伝えるものも数多くあります。
同委員会からは、こうした点が評価されました。

栗や柿、きのこ、新米やサンマなど、秋の味覚が食欲を誘う季節です。

「天高く馬肥ゆる秋」ということわざがありますが、 澄み渡る空の下、よく肥えた馬ならぬカマドウマ(バッタ目)が、道端に姿を現しました。

カマドウマは湿り気のある場所に好んで生息する昆虫です。
姿はコオロギに似ていますが、翅がなく、その代わりに後脚が発達していて高く跳び上がることができます。
食性は幅広く、小さな昆虫や樹液、落ち葉など、動物質、植物質、生きたもの、死んだものを問わず、なんでも食べます。

草むらに潜んでいるカマドウマを見ていると、そこにトカゲがやってきました。

カマドウマを捕食するニホントカゲ
カマドウマを捕食するニホントカゲ

清流の小径~たまだれの滝~かえでの小径の約5kmのコースを巡るガイドウォークプログラムに参加しませんか?
いろいろな草木の実を観察したり、紅葉を楽しみながら、ガイドと一緒にゆったり、のんびり歩きましょう。

こんにちは、鹿沢インフォメーションセンターでございます。
台風10号の接近に伴い園地内は晴れたり雨が降ったりの不安定な天候が続いております。
8月後半は晴れた日が少なく至る所からカビの気配が・・・
早くスカッと晴れたお日様の光に包まれたい今日この頃でございます。

しかし、この様な天気ですと期待してしまうものがあります。
『キノコ』です。
お盆も過ぎるとニョキニョキと姿を現しはじめるキノコ。
視覚にも、味覚にも、楽しめるキノコ。

キノコはカビと共に菌類という生物群にまとめられます。
私たちが目にしたり口にするキノコは子実体と呼ばれる胞子をばらまくための器官で、キノコの本体ではありません。
植物に例えると花のような場所です。
キノコの本体は地中や木材の中に広がっている菌糸体(菌の集り)であるとされています。

写真のキノコはテングタケ科『タマゴタケ』(8月25日撮影)。

タマゴタケ(テングダケ科・食)
タマゴタケ(テングダケ科・食)

西之島
西之島

いま、日本の火山はその活動を活発化させている。

2013年から溶岩の流出が数年にわたって続いた西之島。 戦後最大の犠牲者を出した2014年の御嶽山噴火。 2015年、噴火警戒レベルが最高の5となり、全島民が避難した口永良部島。
そのほか、桜島、阿蘇山、箱根山、浅間山などで火山活動が活発化、くらしに様々な影響がおよぶなか、 私たちは火山の国に生きていることを改めて思い知らされている。

自然の素材を使ったものづくりを楽しみましょう!
1名より開催。当日参加もできます。

鹿沢温泉方面へ無料の臨時シャトルバスが運行します。
観光や登山にぜひご利用ください。

鹿沢園地サマーウィーク2016

今年から8月11日が国民の祝日「山の日」となります。
鹿沢インフォメーションセンターではこれを記念し、丸山晩霞ばんか記念館(長野県東御市)と協力して、ワークショップ(体験型講座)やエコツアーなどを開催します。

鹿沢インフォメーションセンターでは7月23日(土)に、小学3~6年生を対象に、小桟敷こさじき山登山(1852m)とアサギマダラの観察会を行います。

アサギマダラの移動ルート

アサギマダラは海を渡り長い距離を移動する蝶です。
主に台湾や南西諸島と、日本の東北以南の間を移動していて、 その距離はときに1500km以上にもなります。
冬に南から日本にやってくるものと、夏に日本から南へ渡っていくものは別の世代です。

この観察会では、日本で繁殖し、これから南方へ渡っていく世代を観察します。

ウツボグサが咲いています。

ウツボグサ
ウツボグサ

ウツボグサはシソ科の多年草で、紫色の花を密集して咲かせます。
名前は円筒形の花穂が、矢を入れる筒型の容器うつぼ【靫・空穂】に似ていることに由来します。

池の平湿原

池の平湿原は三方ヶ峰火山の火口原に位置する高層湿原です。

初夏のコマクサ、夏のアヤメ、盛夏のヤナギラン、晩夏のマツムシソウ、初秋のオヤマリンドウなど、数多くの草原植物の花が咲くほか、カラマツの天然林なども見られます。

標高2000mに広がる雲上の花園へ出かけましょう!

鹿沢インフォメーションセンターでは、6月12日に自然体験イベント「山で体験!ヨガとスイーツ」を開催しました。

例年より早い梅雨入りに心配されたお天気ですが、当日は晴れ。
参加者の皆さまの日頃の行いが感じられます。

出発前にスタッフ紹介を行なった後、ヨガ講師のアジュさんに準備体操をお願いしました。
さすが、リラックスと体ほぐしのプロだけあって、スムーズな進行と心地よい空気感が参加者の表情をほぐしていきます。

ヨガ体験を予定している場所までは山道を15分ほどです。
道すがらには緑あふれるカラマツ林の下に、好奇心をくすぐる草花がたくさん咲いています。
その都度、植物解説担当の佐藤さんが解説します。
ツマトリソウ、ギンラン、ウマノアシガタ、ギンリョウソウ、イワカガミなど、足元の可憐なお花にみんなでワイワイと観察会。
少し予定の時間をオーバーして丘の広場に到着。

見晴らしのよい芝生の丘には大きなズミの木が一本。
周囲を見渡せば湯ノ丸山、棧敷さじき山、西かご山などが見えます。