自然学習歩道「かえでの小径」で、丸い穴が並んでいるササの葉を見つけました。
どの穴もほとんど同じ大きさ・間隔で、ミシン目のように一列に並んでいます。

丸い穴が模様のように並んでいます
丸い穴が模様のように並んでいます

環境省長野自然環境事務所では、鹿沢・万座・草津・浅間地域において、自然解説活動、公園施設の維持補修、野生生物の保全活動等に協力していただけるパークボランティアを追加募集します。

60万株を数え、国の天然記念物に指定されている湯の丸高原のレンゲツツジ大群落は上信越高原国立公園を代表する景勝地です。 高原一帯を朱に染めて咲き誇るレンゲツツジを楽しみましょう。開花期間中は牛の放牧の様子も見ることができます。

ヒョウモンエダシャクの幼虫
ヒョウモンエダシャクの幼虫

木々の緑は色濃く茂り、すっかり初夏の装いです。

園地のレンゲツツジは花の盛りを過ぎて、若葉が出始めました。よく見るとそこに、黄色と黒の模様がある虫がいます。ヒョウモンエダシャク(シャクガ科)という蛾の幼虫です。蛾の多くは夜行性ですが、本種は昼行性で、やや薄暗いところに生息しています。

ヒョウモンエダシャクなどシャクガ科の幼虫は、 毛虫やイモムシよりも細長い体をしていて、体を前後に伸ばしたり引きつけたりして移動します。このユーモラスな動きが、全身を使って長さを測っているように見えるので、シャクトリムシ(尺取り虫)とも呼ばれます。

こんにちは、鹿沢インフォメーションセンターでございます。

鹿沢園地内のレンゲツツジが開花いたしました。
開花時期は、昨年と同じ位ですが例年と比べると10日程早いようです。
少しづつですが季節がズレているのを感じます。

夕方の湯の丸高原にキツネ(ホンドギツネ[ネコ目イヌ科])が現れました。

湯の丸高原に現れたホンドギツネ
湯の丸高原に現れたホンドギツネ

ふさふさとした太いしっぽが目立ちますね。
見るところ、このキツネは毛並みがあまりよくありません。

角間山
角間山(1981m)

野外でヨガやスイーツづくりを体験しながら角間山(1981m)に登りましょう。

ヨガは現代では身体的なエクササイズととらえられることもありますが、その本来の姿は、森に入り、心を穏やかにして静かな時を過ごす精神的な体験です。

身体的なスポーツとしての登山と、精神的な体験としてのヨガを組み合わせることで、 自然の恵みを実感し、心と体の健康増進効果が期待できます。

ガイドウォーク中に、たまだれの滝でキセキレイ(スズメ目セキレイ科)を観察することができました。

キセキレイは渓流に好んで生息する鳥で、体長は約20cm。黄色いおなかと長い尾羽根が目印のスマートな鳥です。

獲物をくわえるキセキレイ

たまだれの滝
清流の小径

清流の小径~たまだれの滝~かえでの小径の約5kmのコースを3時間かけて歩きます。
新緑の自然を楽しみながら、ガイドと一緒にゆっくり、のんびり歩きましょう。

青空の下に咲くオオヤマザクラが鹿沢に春を告げています。
オオヤマザクラの花は赤みが強く、ベニヤマザクラとも呼ばれます。

鹿沢にも春が来ました
鹿沢にも春が来ました

自然の素材を使ったものづくりを楽しみましょう!
1名より開催。当日参加もできます。

こんにちは、鹿沢インフォメーションセンターでございます。

本日は、野草園の遊歩道の杭打ちを行いました。
小鳥のさえずりが日に日に賑やかになってきています。
小鳥が増えるのと一緒に園地内をハイキングされる方も増えてきました。

青い空の気持ち良い日です。
野草園でのんびりカラマツを見上げると薄っすらと黄緑色に。
良く目を凝らしてみると「花」が咲いておりました。

現在、冬期閉鎖中の湯の丸高峰林道がまもなく開通します。

  • 開通予定日 4月29日(金)
    • 今後の気象条件により変更になる場合があります。
  • 通行時間 07:00~17:00
    • 夜間はゲートが閉まります。ご注意ください。

こんにちは、鹿沢インフォメーションセンターでございます。

今日はお天気も穏やかな休日。
春風に誘われて園地内をハイキングされる方が増えてきました。
園地内の遊歩道の雪は無くなりましたのでご安心して歩けるかと思います。

新幹線の最寄り駅のある上田市では桜が満開となっておりますが、ここ鹿沢では
まだまだ桜は堅い蕾のままでございます。

何か、「春」は無いかとウロウロしてましたところ、
ヤマネコヤナギ(バッコヤナギ)の花穂が膨らんでいました。
名前のごとく猫のようなモフモフ感は見ても触っても癒やされます。

ヤマネコヤナギの雌花

こんにちは、鹿沢インフォメーションセンターでございます。

ポコリ。

と大地から顔を出したのは、
皆様、お馴染みのフキノトウでございます。

毎年この顔を見ると春の訪れを実感します。

旬の香り。

鹿沢にも春がやって来ました。

ピンク色の太いくちばしと青黒色の風切羽が美しいシメがやって来ました。
シメは比較的冷涼な気候を好む漂鳥ひょうちょうで、冬の寒さが峠を越えるころ、鹿沢に姿を現します。

シメ
シメ(スズメ目アトリ科)

こんにちは、鹿沢インフォメーションセンターでございます。

ここのところ、南岸低気圧の接近による降雪が2回ほどありました。
平均で20cmほどの積雪増です。綺麗な雪景色が戻ってまいりました。
なおかつ低温が続いてますので、雪も軽く、スノーシューには良い日が継続しております。

雪化粧したカラマツ

いきものログ

環境省長野自然環境事務所では、いきものログを使った「浅間山ニホンジカ目撃調査」を実施しています。

この調査は国指定浅間鳥獣保護区及びその周辺において、分布が拡大しつつあるニホンジカの目撃情報を集めて、地域一丸となった対策に役立てることを目指しています。

こんにちは、鹿沢インフォメーションセンターでございます。
桃の節句も過ぎ、ここ鹿沢でも春の匂いのしてくる季節になってまいりました。
周辺の山の様子ですが2月29日の寒波により若干ですが積雪量が増えました。
当日は吹き溜まりで20~30cmの降雪がありました。
よく締まった根雪の上に綺麗な新雪が乗りましたので、スノーシューには快適なコンディションが続いております。

3月4日 鹿沢園地の様子
3月4日 鹿沢園地の様子

こんにちは、鹿沢インフォメーションセンターでございます。
しばらく暖かい日が続きましたが、ここ数日は昼間でも氷点下の日々でございます。
積雪量は斜面の方位によって幅があります

北斜面の概ねの積雪量です。

  • 鹿沢園地内・・・20cm〜40cm
  • 標高1500m付近・・・30cm〜60cm
  • 標高1800m付近・・・60cm〜80cm
  • 標高2000m付近・・・60cm〜100cm

日当りの良い南斜面は土の出てきた場所もあり、今年の雪の少なさを感じます。
雪は固めですので、スノーシューでのお散歩はまだ快適に行えます。

話題は変わりますが、先日鹿沢の県道沿いに矢源沢遊歩道という標識を見つけました。
地図に載っていない遊歩道です。
はっきりとした標識と近くには朽ちかけたあずまやが。冒険心をくすぐります。

旅館のオーナーに聞いた所、どうやら20年程前までは使用されていた遊歩道のようです。
鹿沢でのハイキングの歴史は古く、このように隠された遊歩道が沢山あるようです。

矢源沢歩き出し