2022/03/24
今朝方までチラチラと雪が舞っていましたが、お昼前からは青空が。気温も4度まであがり、標高1400mにも少しづつ春が近づいていることを実感する今日の鹿沢です。

木部の腐食により、ご利用のお客様にご迷惑をおかけしていたインフォメーションセンター入口付近の改修が終了しました。(中央下部、線状ブロックの両側です)
来週後半からは4月がスタート。1日からインフォメーションセンターは毎日開館します。冬と春が楽しめる鹿沢へ、ぜひお越しください。

■3/31までは金・土・日のみ開館
■4/1以降は毎日開館します。

【重要なお知らせ】


2022年1月~2022年2月に企画していた「スノーシューハイキング」は、新型コロナウイルスの感染状況を踏まえた環境省からの要請により中止となりました。ご予約を頂いていた皆様、楽しみにされていた皆様には大変申し訳ございません。
再開する場合や、日程を延期して再設定する場合は、改めてお知らせしますのでよろしくお願いいたします。

2022年2月6日現在、鹿沢インフォメーションセンターの開館は以下の通りです。
・2022年3月31日まで 金・土・日・祝日の開館
・2022年4月1日以降 毎日開館(予定)

2022年1月3日あけましておめでとうございます
12月としては数年ぶりに雪の多い年末となりました。現在の積雪量は40~50㎝程度でしょうか。旧年中は鹿沢インフォメーションセンターにお越しいただき、また格段のご高配を賜り誠にありがとうございます。
2019年の台風被害よる遊歩道や園地・周辺道路の被災改修が2021年に概ね終了。以前と同じような形で鹿沢の自然をお楽しみ頂けるようになりました。お出かけ(旅行)には、まだまだ気を使う事も多いと思いますが、自然の中でホッと一息つきたくなったら、ぜひ鹿沢へお越しください。今年もよろしくお願いします。(2022/3/31までは金・土・日のみの開館です)

嬬恋村在住の写真家、萩原さんが撮影した写真をインフォメーションセンターに展示しています。昨年の秋以降、様々なテーマで展示しており、今回は「新芽」を題材とした作品を展示。間もなく冬至を迎えますが、それを過ぎると近づいてくる春を待ちわびて。といったところでしょうか。萩原さんの作品は、休暇村嬬恋鹿沢のロビーにも展示してありますので、ぜひお立ち寄りください。

【嬬恋村の可愛い新芽たち】2021年12月13日~2022年2月末まで
※インフォメーションセンターは金・土・日曜日のみの開館です。ご注意ください。


あと10日で12月ですね。朝方の最低気温が0度を下回る日が増え始めました。
12月1日以降、鹿沢インフォメーションセンターの開館日が以下の通り変更となりますのでお知らせいたします。
また、水道管破損のため現在トイレが使用できません。すぐ近くにある休暇村嬬恋鹿沢のトイレをご利用ください。ご迷惑をおかけいたしますがよろしくお願いいたします。

【開館日の変更】
期 間:2021年12月1日~2022年3月31日まで
開館日:金・土・日曜日の8時~17時

【2021 山の日トレッキング リターンズ!】
今年8月、山の日のイベントとして「湯ノ丸山 トレッキング」を計画していましたが、緊急事態宣言の発令に伴い中止となりました。10月に入り宣言が解除。感染者も大幅に減少していますので、以下の通り改めて実施します。直前のご案内となりますが、ぜひご参加ください。

『湯ノ丸山トレッキング』
 日程 2021年10月24日(日)
 時間 受付9:00~9:30(地蔵峠駐車場) 解散13:30(地蔵峠駐車場)
 参加費 500円(保険代)
 予約 10月23日までに鹿沢インフォメーションセンターへお申し込みください(0267-80-9119)
 持ち物 ・マスク・お弁当・飲み物・雨具・防寒着・参加費
     ・登山に適した服装や靴にてお越しください。

登山口から山頂までは約90分。小学校の高学年が遠足でも歩くコースです。ただし、集合地点の地蔵峠は標高1700m、湯ノ丸山の山頂は2100mです。防寒着や雨具は必ず持参ください。
当日は鹿沢インフォメーションセンターのスタッフやパークボランテアがご案内します。

鹿沢インフォメーションセンターは、新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策として休館しておりましたが、10月1日より利用を再開する事としました。
なお、発熱や軽度であっても咳・のどの痛みなどの症状がみられる方は、ご利用を控えて頂くとともに、ご利用の際はマスク着用等の感染防止対策にご協力いただきますようお願いいたします。

鹿沢インフォメーションセンター開館日 
 2021年10月1日(金) 午前8時~

※画像は2020年10月20に撮影しました 

鹿沢インフォメーションセンターでは、群馬県への「まん延防止等重点措置」
適用に伴い、新型コロナウィルス感染症の拡大防止対策のため
2021年8月8日(日)から休館いたします。

なお、ホームページや電話でのご案内は、通常通り対応いたします。

 〇休館期間: 2021年8月8日(日)~ 当面の間
  
  ※今後の開館予定日については、改めてお知らせいたします。

 新型コロナウィルス感染症の拡大防止のため。ご理解・ご協力のほど、
何卒よろしくお願い申し上げます。

問い合わせ先
●鹿沢インフォメーションセンター
 (0279-80-9119)
●休暇村嬬恋鹿沢
 (0279-98-0511)http://www.qkamura.or.jp/kazawa/

池の平湿原のガイドウォークが始まりました!
標高2000m、可憐な高山植物を比較的手軽に見ることが出来る池の平湿原のガイドウォークが始まりました。
スズランやイワカガミなど、湿原近くのお花を中心にガイドがご案内します。

期間:2021年6月28日~7月9日 8月16日~8月27日の月曜から金曜日(土曜、日曜は実施しません)
時間:9時~12時
定員:9名
予約:前日20時までにインフォメーションセンターか休暇村のフロントへ
料金:2,000円(ガイド代、おにぎり弁当代)

※インフォメーションセンターから池の平駐車場までは車で25分です。

5月16日より群馬県で適用されていた「まん延防止等重点措置」の解除に伴い、2021年6月14日(月)より営業を再開します。

なお、引続き 新型コロナウィルス感染拡大防止のため、ご利用の際はマスク着用、手指消毒等、ご協力くださいますようお願い申し上げます。

問い合わせ先
●鹿沢インフォメーションセンター
 (0279-80-9119)
●休暇村嬬恋鹿沢
 (0279-98-0511)http://www.qkamura.or.jp/kazawa/


 鹿沢インフォメーションセンターでは、新型コロナウィルス感染症の
拡大防止対策のため2021年5月16日(日)から休館いたします。
「朝のお散歩会」「鹿沢の森ガイドウオーク」も中止します。

 なお、ホームページや電話でのご案内は、通常通り対応いたします。



 〇休館期間: 2021年5月16日(日)~ 当面の間
  
  ※今後の開館予定日については、改めてお知らせいたします。

 新型コロナウィルス感染症の拡大防止のため。ご理解・ご協力のほど、
何卒よろしくお願い申し上げます。

問い合わせ先
  ●鹿沢インフォメーションセンター
 (0279-80-9119)
  ●休暇村嬬恋鹿沢
 (0279-98-0511)http://www.qkamura.or.jp/kazawa/

積雪等により、冬期は中断していた「朝のお散歩会」を再開します。
爽やかな朝の鹿沢園地を、インフォメーションセンターのスタッフがご案内します。予約は不要、どなたでもご参加いただけますので、気軽にお立ちよりください。

【朝のお散歩会】
2021年4月17日~11月23日の毎日(予定)
午前7時30分~8時頃
休暇村嬬恋鹿沢の玄関前に集合ください
参加は無料、予約も不要です(荒天の場合は中止します)


※画像は一昨年以前に撮影したものです。現在は、お客様同士の間隔を空ける等、新型コロナウイルスの感染拡大に配慮した方法で実施しています。

積雪等により、冬期は中断していた「朝のお散歩会」を4月17日より再開します。
爽やかな朝の鹿沢園地を、インフォメーションスタッフがご案内しますの。予約は不要、どなたでもご参加いただけますので、お気軽にご参加ください。(☝の画像は一昨年以前に撮影したものです。現在は、お客様同士の間隔を空けるなど、感染拡大防止に配慮しながら実施しています)


【朝のお散歩会】
2021年4月17日~11月23日(予定)
午前7時30分~8時頃 休暇村嬬恋鹿沢の玄関前に集合ください
参加は無料、予約も不要です。(荒天の場合は中止です)

【村上山スノーシューハイキング】
毎年好評をいただいている、村上山へのスノーシュートレッキングを今年も実施します。登山口から山頂(1746m)までの標高差は約350メートル。小学校高学年以上であれば、スノーシュー初心者の方でも参加可能です。

日 程 1月31日、2月6日、7日、13日、14日、20日、21日、27日、28日
時 間 土曜日は13:00~15:30 日曜日は9:00~12:00
集 合 鹿沢インフォメーションセンター
参加費 500円
定 員 最大12名
予 約 前日までに鹿沢インフォメーションセンター又は休暇村嬬恋鹿沢までお電話ください。
    インフォメーションセンター:0279-80-9119 休暇村嬬恋鹿沢:0279-98-0511

服装や持物
・暖かい服装(スキーウエアなど)、防寒用手袋、帽子、ロングスパッツなど。
・ゴアテックスの登山靴、スノーボード用の靴
・行動食、おやつ、飲み物、雨具、カイロ、ネックウオーマー、ゴーグルなど。

お知らせ
・スノーシューのレンタルは別料金です 大人800円 子供500円
・1月31日(日)と2月28日は、カップラーメンとコーヒーのサービスがあります。
 (マイカップをご持参ください)
・当日の天候等により、中止やコース変更となる場合がございます。
  

【2021年1月2日】

明けましておめでとうございます。
旧年中はコロナ禍のなか、鹿沢インフォメーションセンターに格段のご高配を賜り誠にありがとうございます。厚く御礼申し上げます。今年度もコロナウイルスの感染拡大予防策をとりながら、開館やイベントを実施して参りますので、よろしくお願いいたします。

画像は小浅間山からのご来光。2021年1月2日に撮影しました。雪が少なかったのでスノーシュー無し(軽アイゼンあり)で
山頂まで45分でした。


いつもインフォメーションセンターをご利用いただきありがとうございます。
今日から4月。2021年度のスタートです。12月~3月の間、鹿沢インフォメーションセンターは、期日限定の開館となっていましたが、本日より毎日開館いたします。鹿沢園地へお越しの際はぜひお立ち寄りください。


【2021年度 鹿沢インフォメーションセンター開館日】
◇4月1日~11月30日までの毎日 8時~17時
◇12月1日~3月31日 金・土・日・祝日のみ開館 8時~17時(予定)

標高2000メートルの高地にある「池の平湿原」は、1200種類を超える高山植物の楽園。
6月後半から、休暇村スタッフが湿原一帯をご案内するガイドウオークを実施していますが、まもなく終了します。残り短い期間ですが、ぜひご参加ください。

【池の平湿原ガイドウオーク】
 ■実施日 8/24.25.26.27.28.31
 ■時 間 休暇村発8:30 休暇村帰着12:30頃
 ■料 金 2,000円(ガイド料、保険代、おにぎり弁当代)
 ■予 約 先着9名様までとなります。前日夜までにご予約ください。

2020「山の日」トレッキング参加者募集  =鹿沢パークボランティアがご案内します=

嬬恋鹿沢の「棧敷山(1915m)とヤナギラン」

ヤナギランが咲き誇りアサギマダラが舞う棧敷山  
浅間山、四阿山、田代湖の眺望
風雪に耐えるカラマツの原生林  

1、開催日 令和2年8月10日(月)9時~12時(小雨決行)
2、集合  8時45分 棧敷山登山道駐車場
     (県道東御嬬恋線から桟敷山林道へ入り直ぐ左側です。
      「民宿わたらせ」から約200mです。)
3、解散  12時 棧敷山登山道駐車場
4、行程  棧敷山登山道駐車場9:00→棧敷山頂10:00→分岐→
      小棧敷山との鞍部→せんべい平→棧敷山登山道駐車場12:00
5、参加費 500円/人(保険料等)当日集金   6、募集定員 30名
7、対象者 小学生以上で半日程度の登山が可能な方。但し、小中学生は
    保護者同伴、それ以上の未成年の方は保護者の同意を得てください。
8,持ち物 弁当、飲み物、行動食、帽子、マスク、雨具、手袋(軍手)、
      ザック、登山に適した靴、健康保険証など
・集合場所にはマスクを付けてお集まりください。
・当日の朝の体温が37.5℃を超える場合、体調不良がみられる場合は参加をお控えください。
9、申込み 8日(土)の午後5時まで下記にお申し込みください。
      ①鹿沢インフォメーションセンター TEL/FAX0279-80-9119 
                 Eメール:このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。
      ②休暇村嬬恋鹿沢   TEL0279-98-0511
      ③住所、氏名、年齢、連絡先をお知らせください。

 
7月8日の未明から午前9時ころにかけて、非常に激しい雨が降りました。周辺の河川でも水位が上昇しましたが、被害が出るような状況には至らず、午前10時前には雨が止み薄日も差してきました。
画像はインフォメーションセンターのすぐ隣にあるキャンプ場で、7月8日の午前11時30分頃に撮影しました。

国立公園内で活躍するアクティブレンジャーが撮影した「国立公園写真展」が、鹿沢インフォメーションセンター内で開催されています。期間は今月27日まで、入場は無料です。近くへお越しの際は、ぜひインフォメーションセンターの2階まで、足を延ばしてください。

【国立公園写真展】
期間:2020年7月2日(木)~7月27日(月)
時間:8時~17時(無休)
会場:鹿沢インフォメーションセンター2階

昨日(6月11日)、鹿沢高原の山開きが行われました。
例年は大勢の方をご招待して、茶会などのイベントも実施するのですが、今年はコロナの状況を踏まえて、関係者にによる安全祈願祭のみを執り行いました。湯の丸高原のツツジや、池の平湿原の高山植物など、魅力ある季節がもうそこまでやってきています。

【5月16日より開館しています】

当館をご利用の皆様には、新型コロナウィルス感染拡大防止のため、以下についてご理解とご協力をいただきますようお願いいたします。

・発熱、咳、咽頭痛などの症状がある方、体調の優れない方は、入場をお控えください
・マスクの着用をお願いいたします
・受付に消毒用アルコールをご用意しておりますので、入館の際に手指の消毒をお願いいたします
・入館時に際しては氏名、連絡先、入館時間等の記入をお願いしております
・混雑時に入場をお断りすることがあります
・他の利用者との間隔は2m程度空けて施設をご利用ください
・スタッフが展示機器等を定期的に除菌しております
・当館では、医療機器や医療の専門家を配置しておりませんので、健康上のご相談は対応しかねます

皆様にはご不便をおかけし大変申し訳ありませんが、感染拡大防止にご協力いただきますようお願いいたします。

<2020年5月15日>
新型コロナウィルスの感染拡大防止を踏まえ、4月より休館しておりましたが、群馬県の緊急事態宣言が解除されたことに伴い、5月16日(土)よりインフォメーションセンターを開館いたします。
手指の消毒や密接を避けるなど、感染拡大防止へのご協力をお願いいたします。

平地より一ヶ月遅れで
ソメイヨシノが満開を迎えている鹿沢です。

5月4日に発表された
緊急事態宣言の延長を受け、
鹿沢インフォメーションセンターは
5月7日以降も休館します。

5月31日までの休館を見込んでおりますが、
開館時期については改めてお知らせいたします。

2020/05/02
お天気のいい日が続いています。
インフォメーションセンターから車で10分の田代地区では、日本一の生産量を誇る夏秋キャベツの植え付けが始まっています。

現在、新型コロナウイルス感染拡大を防止する観点から、5月6日(水)までの間を休館としております。
7日以降も緊急事態宣言が継続された場合は、インフォメーションセンターも引き続き休館する事となります。ご不便をおかけしますが、ご理解の程よろしくお願いいたします。

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため外出自粛がされることにより、一般の方に国立公園を訪れて自然・文化体験を楽しんでいただくことができなくなっています。
 そのため、信越自然環境事務所では、この春、中部山岳国立公園、上信越高原国立公園、妙高戸隠連山国立公園への来訪を楽しみにされていた方に向けて、また、収束後にはぜひ日本の美しい自然や文化を満喫したいと思っている多くの方に向けて、国立公園の魅力をインターネット上で広く情報発信することを目的として、「#STAYHOME おうちで国立公園を楽しもう!プロジェクト」を実施することとしましたので、お知らせいたします。
 さらに、全国で多様な主体が取り組まれている「STAY HOME」を国立公園の立場からも併せて呼びかけます。

1 プロジェクトの目的
外出を行わなくても国立公園を楽しんでいただくための情報発信をこの期間に集中的に行います。
②一刻も早い新型コロナウイルスの収束に向けて国立公園の利用自粛の呼びかけも併せて行います。
③この取組は、国立公園満喫プロジェクトの一環として行うものです。

 2 プロジェクトの内容
・アクティブ・レンジャー日記、各公園にある環境省直轄ビジターセンター等独自のウェブサイトを用いて、国立公園の自然・文化などの魅力的な情報を発信します。
・発信は、国立公園等での現地業務を担う環境省職員、またはビジターセンター等の管理スタッフが行います。
・第一弾として、4月23日(木)から下記に記載した各ウェブサイトで発信いたします。
・今後、各国立公園におけるSNSの新規開設によるプロジェクト拡充の他、既存の各国立公園公式ホームページなどでも展開していく予定です。

 3  プロジェクト展開ウェブサイト(第一弾)

下記のURLからアクセスしてください。
中部山岳国立公園AR日記:https://chubu.env.go.jp/blog/chubu/index.html
上信越高原国立公園AR日記:http://chubu.env.go.jp/blog/joshinetsu/index.html
妙高戸隠連山国立公園AR日記:https://chubu.env.go.jp/blog/myokotogakushi/index.html
上高地ビジターセンタースタッフ日記:https://www.kamikochi-vc.or.jp/news/blog.php
鹿沢インフォメーションセンターフィールドノート:http://www.kazawa.jp/fieldnote
座しぜん情報館フィールドノート:http://www.manzanc.jp/fieldnote
妙高戸隠連山国立公園フェイスブック:https://www.facebook.com/%E5%A6%99%E9%AB%98%E6%88%B8%E9%9A%A0%E9%80%A3%E5%B1%B1%E5%9B%BD%E7%AB%8B%E5%85%AC%E5%9C%92-1875339872757492/

鹿沢インフォメーションセンターでは、新型コロナウィルス感染症の緊急事態宣言が全国に拡大されたことを受け、4月18日(土)から休館いたします。

なお、ホームページ、電話やメール等でのご案内は、通常どおり対応させていただきます。

 ○休館期間:令和2年4月18日(土)~5月6日(水)(予定)

新型コロナウィルス感染症の拡大防止のため、ご理解・ご協力のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

問い合わせ先
鹿沢インフォメーションセンター(0279-80-9119)http://www.kazawa.jp/

現在、全国で新型コロナウイルス感染症の拡大が危惧されていることを踏まえ、鹿沢インフォメーションセンターについては当面、以下のとおり対応することといたします。
利用者の皆さまには、ご理解とご協力をお願いいたします。

○対応方針
 ・鹿沢地域に来られる利用者に対して、鹿沢地域内の利用にあたって必要な情報(周辺の道路情報、火山情報、登山道情報など)を提供することが必要です。
 ・そのため、これまでどおり毎日8:00~17:00で開館いたします。
  ※3つの密を避ける等、基本的な感染防止対策は徹底。
 ・なお、今後の状況変化に合わせて、本方針は適宜見直してまいります。

○ご利用者の皆様へ(お願い)
 ・体調の優れない方は、入館をご遠慮ください。
 ・当館では、医療機器や医療の専門家を配置しておりませんので、健康上のご相談は対応しかねます。
 ・館内は暖房機器を稼働していますが、定期的に換気をしておりますので、防寒具を着用ください。
 ・スタッフが展示機器等を定期的に除菌しております。

皆様にはご不便をおかけし大変申し訳ありませんが、感染拡大防止にご協力いただきますようお願いいたします。


10月12日(土)の台風19号による影響により、鹿沢インフォメーションセンターは臨時閉館とさせていただいておりましたが、11月15日(金)より通常通り開館いたします。


鹿沢園地につきましては、遊歩道の橋の流出や歩道の浸食等が発生している箇所もあり、しばらくの間、安全確保のため一部区間を通行止めといたします。詳しくは添付の地図をご参照ください。
みなさまにはご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。

また、鹿沢インフォメーションセンターに向かう県道94号線(東御嬬恋線)は、11月14日より一般車両通行可能となりました。(ただし片側交互通行で大型車は不可です。)
その他、周辺道路の通行止め等については、自治体等のホームページをご確認ください。

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鹿沢インフォメーションセンターでは、鹿沢地区の在来生態系保全のため、鹿沢地区に生育している
外来植物ハルザキヤマガラシの駆除作業を行います。参加してくださる方を募集しています。


1、日時 令和元年5月24日(金)9:30~12:00

2、場所 嬬恋村鹿沢地区(鹿沢園地及び県道94号線沿線)
     (集合:鹿沢インフォメーションセンター)
     群馬県吾妻郡嬬恋村大字田代鹿沢園地 ℡0279-80-9119

3、内容 鹿沢園地及び県道94号線沿線のハルザキヤマガラシ除去作業

4、参加申し込み  5月20日(月)までに
     鹿沢インフォメーションセンター℡0279-80-9119へ
      

♦作業のしやすい服装でお越しください。また、軍手、移植ごてなどお持ちの方はご持参ください。
♦雨天決行となりますので、天候に合わせ雨具等もお持ちください。

人と自然をつなぐ場、鹿沢インフォメーションセンターは、4月1日から11月31日までの間、毎日開館いたします。

当センターでは、周辺の自然の様子や、おすすめの散策コースなどをご案内しているほか、自然に親しむ体験プログラムをご用意しています。

どうぞお気軽にご利用ください。

鹿沢インフォメーションセンターでは、2019年1月27日(日)に、スノーシューを履いて雪山を歩くイベント『雪山讃歌トレッキング ー 池の平コース』を開催しました。

コメツガの樹林帯

これまで雪の少ない状態が続いていた鹿沢でしたが、イベント前日の26日にまとまった降雪がありました。

JAN(日本雪崩ネットワーク)は、2月5日(火)から6日(水)にかけて、 雪崩安全対策にかかる包括的な内容をカバーした基礎講習会を開催します。 実際にフィールドを移動しながら雪崩地形の識別やグループマネジメントの方法、不安定な積雪状態の把握、そして捜索救助の訓練などを行います。雪崩遭難対策について「可能なこと」「必要なこと」などが体系的に整理されている標準化されたプログラムです。 また、JANが発表している雪崩情報の利用の仕方についても丁寧に説明します。

日本雪崩ネットワーク(JAN:Japan Avalanche Network)

冬季アウトドアの雪崩安全にかかわる非営利の専門団体。雪崩教育・雪崩情報・雪崩事故調査・雪崩関連リソースの提供を4つの柱に活動している。会員は、山岳ガイドやスキーパトロール、救助隊員など現場のプロや雪崩研究者あるいは訓練を受けた一般山岳利用者など幅広い人材で構成されている。

スノーシューを履いて冬の鹿沢へ出かけましょう。

スノーシューとは、かんじきに似た雪上歩行具のことです。スキーなどに比べ取り扱いが簡単で、履いたその日からだれでも冬の雪上散歩を楽しむことができます。

ガイドのサポートつきで、冬山初心者の方でも気軽にご参加いただけます。

雪山讃歌トレッキングは、山スキーのクラシックコースとして歴史とゆかりある鹿沢で、上質の雪を楽しむスノーシューツアーです。
冬の鹿沢に精通したガイドが、現代的にアレンジしたモダンコースをご案内します。

西堀栄三郎が踏み、猪谷いがや千春がシュプールを描いた雪の世界を感じてみましょう!

鹿沢インフォメーションセンターのウェブサイトをご覧いただきましてありがとうございます。

鹿沢インフォメーションセンターは、12月1日から翌年3月31日まで冬期間となり、開館日が次の通り変わります。

冬期期間
2018年12月1日から2019年3月31日まで
休 館 日
月~木曜(祝日を除く)
開館時間
午前8時~午後5時 (通常期と同じ)

紅葉シーズンを迎えた鹿沢に、若いイノシシ(偶蹄目イノシシ科)がやってきました。

地面にあるドングリや虫を食べています
地面にあるドングリや虫を食べています

このイノシシを初めて見たのは、10月9日のことでした。
笹の茂みから突然目の前に飛び出してきたイノシシは、とても警戒心が強く、 こちらをにらみつけたかと思うと、 「ブフッ!」と荒い鼻息を響かせてあっという間に走り去っていきました。

秋も深まり、鹿沢では紅葉が見頃を迎えています。
今年は台風の襲来が多かったものの、木々は風雨に耐えて、この時期としては葉を多く残しています。
このため、今年の紅葉の特徴は、 例年に比べボリューム感のある印象です。
色合いとしては、山間部らしい落ち着いた色になっています。

白樺とのコントラストを楽しむ
白樺とのコントラストを楽しむ

鹿沢インフォメーションセンター

鹿沢インフォメーションセンター2階ビジターズサロン(展示室)が、工事のため以下の期間、ご利用いただけません。

期間
2018年9月25日(火)~10月5日(日)
  • 期間は前後する場合があります。

1階案内カウンター、多目的室は通常通りご利用いただけます。

ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

キノコのシーズンになりました。
今年の鹿沢はチビホコリタケ(ホコリタケ科・不食)があちこちに顔を出しています。

チビホコリタケ幼菌
チビホコリタケ幼菌

形がマッシュルームのようでおいしそうに見えるのですが、食用には適しません。
チビホコリタケなどホコリタケの仲間は、成熟すると色が黄褐色または灰褐色に変色し、頭部の中央に穴があいて、そこから煙のような胞子が飛び出します。

浅間山

9月29日に浅間山ジオパーク推進協議会と嬬恋郷土資料館の主催で、浅間山の大規模噴火にどう備えるか、避難する際の弱点はないかなどを考えてもらう講演会とワークショップが開催されます。

浅間山は1108(天仁元)年と、1783(天明3)年に大規模な噴火を起こしたことが知られています。
浅間山が大規模噴火を起こした場合の影響を示した新しいハザードマップの作成に関わった荒牧重雄東京大学名誉教授が、火山防災への備えをテーマに講演します。

講演後は地域の防災・減災について考えるワークショップが行われます。

気象庁は30日、浅間山について、「火口から500mを超える範囲に影響を及ぼす噴火の可能性は低くなった」として、噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から1(活火山であることに留意)に引き下げました。

浅間山の噴火警戒レベルが1になるのは、2015年6月11日以来、約3年ぶりのことです。

浅間山の噴火警戒レベル

変更前

2火口周辺規制

火口から2km圏内の立ち入り規制

変更後

1活火山であることに留意

火口から500m圏内の立ち入り規制

最近、鹿沢園地内で見つけた不思議なモノ! これは、なんだかご存知ですか?!

キャンプ場排水管工事に伴い、2018年8月19日~10月31日まで、 鹿沢キャンプ場への関係者以外の立ち入りが禁止となります。

キャンプ場内を通過して、かえでの小径への通り抜けはできませんので、散策の際はご注意ください。

インフォメーションセンター周辺の紅葉の様子
村上山のふもとを彩るカラマツの黄葉

かえでの小径~たまだれの滝~清流の小径の約5kmのコースを3時間かけて歩きます。
秋の紅葉や実などを観察しながら、ガイドと一緒にゆっくり、のんびり歩きましょう。

今年の鹿沢は梅雨が短く、暑い夏になりました。

関東甲信地方では6月29日に梅雨明け(速報値)となり、その後ぐんぐん気温が上昇していきました。
6月に梅雨が明けるのは観測史上初めてのことです。

鹿沢に近い田代測候所では、7月15日に観測を始めてから最高となる31.0℃を観測しました。

身近にあるものを使って、ランタンを作りましょう!
1名より開催。当日参加もできます。

空き缶ランタン

空き缶ランタン

身の回りにあるもので作れます。

空き缶ランタン裏

裏側は星座のイルミネーションになっています。

嬬恋キャベツヒルクライム2018の開催に伴い、万座ハイウェーが以下の通り通行規制されます。

路線
万座ハイウェー
区間

万座温泉スキー場~(主)草津嬬恋線(県道59号線)との交点

規制開始日時
2018年09月02日08時15分
規制解除予定日時
2018年09月02日13時45分
規制理由
嬬恋キャベツヒルクライム2018開催のため
通行規制に関する問合せ先
嬬恋村観光協会 TEL0279-97-3721(無休 8:30~19:00)

鹿沢園地サマーウィークは、鹿沢の自然とふれあえる真夏のハイライト・プログラムです。
期間中はさまざまな催しがあり、申込不要で当日お気軽にご参加いただけます。

期間
2018年8月6日(月)~12日(日)
森とつながる太極拳

森の中で太極拳のひとときを・・・
ゆったりとした時間が流れます

日にち 8/7
時間
午前の部
09:30~11:40
午後の部
13:30~15:40
講師
入谷 靖明氏(日本武術太極拳連盟公認指導員)

タイムテーブル

7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21
8/6(月) 朝散歩 星散歩
ミニツアー オリエンテーリング
8/7(火) 朝散歩 星空観察
太極拳 太極拳
8/8(水) 朝散歩 星散歩
オリエンテーリング クラフト
8/9(木) 朝散歩 星空観察
オリエンテーリング
8/10(金) 朝散歩 星散歩
ミニツアー クラフト
8/11(土) 朝散歩 星散歩
村上山登山
8/12(日) 朝散歩
クラフト
7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21

レンゲツツジの名所として知られる湯の丸高原。
そこはかつて、牧場としての利用が盛んなところでした。

毎年レンゲツツジが開花する頃になると、群生地には牛が放牧され、往時の面影をしのぶことができます。

湯の丸高原はかつて牧場として栄えた
湯の丸高原はかつて牧場として栄えた

湯の丸高原は時代とともにどのように変わってきたのでしょうか。
そしてこれから、どのように変わろうとしているのでしょうか。

池の平湿原

池の平湿原は三方ヶ峰火山の火口原に位置する高層湿原です。

初夏のコマクサ、夏のアヤメ、盛夏のヤナギラン、晩夏のマツムシソウ、初秋のオヤマリンドウなど、数多くの花が咲くほか、高山に生息する蝶や、カラマツの天然林なども見られます。

標高2000mに広がる雲上の花園へ出かけましょう!

皆さま、こんにちは!
鹿沢インフォメーションセンターです。
6月23日に湯の丸高原で、子どもパークレンジャーのみなさんによる『湯の丸高原レンゲツツジ群落保全活動』が行われました。

環境省信越自然環境事務所では、鹿沢・万座・草津・浅間地域において、自然解説活動、公園施設の維持補修、野生生物の保全活動等に協力していただけるパークボランティアを追加募集します。

当センターでは、6月10日に自然体験ツアー『新緑の烏帽子岳とムラサキヤシオツツジ』を開催し、19名が参加しました。

当日の天気は、午前までくもり、午後から小雨の予報です。
天候次第では、コースの短縮を考えながらの出発となりました。

中分岐

皆さまこんにちは!
鹿沢インフォメーションセンターです。

先日6月1日に、湯の丸高原山開きの神事が行われました。
本格的な登山シーズンの開幕です!

湯の丸高原山開き
当センターでも、6月から『湯の丸高原ハイキング』を開催しております!(土・日を除く)
湯の丸高原散策と、レンゲツツジ群落を楽しむ事ができるハイキングとなっております。

参加費1000円(リフト料金、保険代等)
時間:9:45~12:10
前日までの予約制となります。

皆様、ぜひご参加くださいませ!
詳しくは、お気軽にお問い合わせください。

TEL:0279-80-9119(受付8:00~17:00)
eメール:このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。
ウエブサイト:http://www.kazawa.jp

さわやかな初夏の高原を彩る野の花を楽しみましょう。
レンゲツツジ開花期間中は、群生地までリフトが運行されるほか、牛の放牧の様子も見ることができます。

湯の丸キャンプ場へのアクセス道路が、道路改修工事のため通行止めとなります。

規制区間
区間
ロッジ花紋から湯の丸キャンプ場入口まで
期間
5月28日から6月20日まで
迂回路
あり
問い合わせ先
東御市役所 商工観光課 観光係
電話:0268-62-1111

国内有数の規模で、国の天然記念物にも指定されているレンゲツツジの群生地がある湯の丸高原では、レンゲツツジが見ごろを迎える6月8日(金)から7月1日(日)までの間、つつじ祭りが開催されます。

祭り期間中の6月24日(日)には、特産品の出店販売、野外コンサートなどの催しが予定されています。

タラノキ(ウコギ科)は、山林の伐採跡や、倒木によって日が差し込むようになった場所に好んで生える高さ2~4mほどの落葉低木です。
タラノキの若芽はタラの芽と呼ばれ、おいしい山菜として人気があります。

タラノキとよく似た植物にヤマウルシ(ウルシ科)があります。
ヤマウルシにはウルシオールという成分が含まれ、ウルシの葉や樹液にさわると、人によっては肌がかぶれることがあります。

タラノキとヤマウルシは姿かたちがよく似ていて、しかも同じような場所に生えています。
どちらとも葉が幹をぐるりと取り囲むようについており、全体は傘のような形にも見えます。

  • 葉の出方

    タラノキ
    タラノキ

    葉は2回羽状複葉。

    ヤマウルシ
    ヤマウルシ

    葉は奇数羽状複葉。

  • 若芽

    タラの芽
    タラの芽

    全体に鋭いトゲがたくさん生えている。

    ヤマウルシの芽
    ヤマウルシの芽

    若い枝は赤味が強い。

タラの芽と間違えてヤマウルシの芽を食べてしまうと、口の中がかゆくて大変なことになりますので気をつけましょう。

(F)

新緑の烏帽子岳とムラサキヤシオツツジ

新緑のなか、ひときわ鮮やかに花を咲かせるムラサキヤシオツツジを楽しみながら、烏帽子えぼし岳(2066m)に登ります。 鹿沢・万座パークボランティア(環境省登録)がご案内します。

ムラサキヤシオツツジ

ムラサキヤシオツツジ

ツツジの中でも特に鮮やかな赤紫の花を咲かせるムラサキヤシオツツジ。
その色は8回も染めたほどに鮮やかなことから、八染めのツツジ、転じてヤシオツツジと呼ばれるようになりました。

カエデというと、まっさきに思い浮かべるのは、秋の鮮やかな紅葉ではないでしょうか。
けれども、そのカエデが春にどんな花を咲かせるか、みなさんはご存知ですか?
いま鹿沢で咲いている3つのカエデの花を見てみましょう。

イタヤカエデ

花の色:黄色紅葉の色:黄色

イタヤカエデの花
イタヤカエデの花

たまだれの滝
清流の小径

清流の小径~たまだれの滝~かえでの小径の約5kmのコースを3時間かけて歩きます。
新緑の自然を楽しみながら、ガイドと一緒にゆっくり、のんびり歩きましょう。

鹿沢園地の清流の小径で見ることができる「3つのスギ」についてご紹介します。 4月21日から11月11日まで毎日開催中の「朝の散歩会」などにご参加の際は、探して見てください (^^♪

自然の素材を使ったものづくりを楽しみましょう!
1名より開催。当日参加もできます。

クラフト体験

春の日差しを受けて、ザゼンソウ(サトイモ科)の花が顔をのぞかせています。

ザゼンソウはミズバショウの仲間で、冷涼な湿地を好みます。 花びらのように見えるのは、仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれるもので、いぼいぼの肉穂花序にくすいかじょを包んでいます。 この様子が、僧侶が座禅を組む姿に見えることが名前の由来です。

肉穂花序にくすいかじょ

穂状花序すいじょうかじょの特殊化したもの。多肉な花軸の周囲に柄のない花が多数密生するもの。仏炎苞(ぶつえんほう)をもつ。

この2つの写真は、浅間山の北側と南側を同じ日に撮影したものです。

北から見た浅間山
北から見た浅間山
南から見た浅間山
南から見た浅間山

同じ山でも、北と南ではこんなに雪の様子が違います。
「雪化粧」という言葉がありますが、春の浅間山はどうやら、

「南はすっぴんで北は厚化粧」

ということのようです。

山肌に白く雪をまといながらも、地下には熱いマグマをたぎらせ、
雪化粧を落として見せる浅黒い地肌もやがては緑に萌え染める春。

火山の表情は味わい深いですね。

(F)

人と自然をつなぐ場、鹿沢インフォメーションセンターのウェブサイトをご覧いただき、ありがとうございます。

当センターは、4月1日から11月31日までの間、毎日開館いたします。

お近くを起こしの際はどうぞお気軽にお立ち寄りください。

気象庁は本白根山もとしらねさん鏡池付近で23日午前9時59分に噴火が発生したもようだと伝え、草津白根山の噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)から段階的に3(入山規制)に引き上げました。

噴火のもよう(ユーチューブより)

村上山に昇る小望月(17:00)
村上山に昇る小望月(17:00)

年の始まりにふさわしく、村上山の上に冴えざえと十四日の月が昇ってきました。
新年を山で迎える「ご来光登山」も格別ですが、「ご来光」ならぬ「ご来月(?)」もなかなか風情のあるものです。

年の始め、月の初めにちなみ、以下に満ち欠けする月の呼び名をまとめました。

National Park WiFi
このステッカーが目印

11月1日より、鹿沢インフォメーションセンター周辺で、スマートフォンなどの携帯端末からインターネットに接続できる公衆無線LANランNational Park Wi-Fiナショナル パーク ワイファイ」が利用できるようになりました。

雪山讃歌トレッキング

雪山讃歌トレッキングは、山スキーのクラシックコースとして歴史とゆかりある鹿沢で、上質の雪を楽しむスノーシューツアーです。
冬の鹿沢に精通したガイドが、現代的にアレンジしたモダンコースをご案内します。

西堀栄三郎が踏み、猪谷いがや千春がシュプールを描いた雪の世界を感じてみましょう!

スノーシューを履いて冬の鹿沢へ出かけましょう。

スノーシューとは、かんじきに似た雪上歩行具のことです。スキーなどに比べ取り扱いが簡単で、履いたその日からだれでも冬の雪上散歩を楽しむことができます。

ガイドのサポートつきで、冬山初心者の方でも気軽にご参加いただけます。

鹿沢インフォメーションセンターのウェブサイトをご覧いただきましてありがとうございます。

鹿沢インフォメーションセンターの開館日は、2017年12月1日から2018年3月31日までの間、次のとおり変わりますのでお知らせいたします。

  • 開 館 日: 金・土・日・祝日
  • 開館時間: 午前8時~午後5時 (通常期と同じ)

すっかり葉を落とした木の枝にホオジロがとまっています。

ホオジロ
ホオジロ

ホオジロは初夏から夏にかけて、木の梢などよく目立つところに出てきて、胸を大きく反らせてさえずります。
そのさえずりは、

「一筆啓上つかまつそうろう
「サッポロラーメン味噌ラーメン」

などと聞きなしをされます。

11月23日に浅間山ジオパーク推進協議会と、地元の市民団体「おちょんきねっと」の主催で、映画『飯舘村の母ちゃんたち 土とともに』の上映会が行われます。

上映会では映画の出演者である菅野榮子さんらがトークゲストとして招かれ、話をする予定です。

紅葉シーズンを迎えた鹿沢に初雪が降りました。
赤いハウチワカエデと、その上に積もる白い雪の対比が鮮やかです。

鹿沢にツマグロヒョウモン(タテハチョウ科)が飛来しました。

鹿沢に飛来したツマグロヒョウモン(♀)
鹿沢に飛来したツマグロヒョウモン(♀)

ツマグロヒョウモンは、アフリカやインドなど熱帯から亜熱帯にかけて多く生息する蝶です。
日本では南西諸島から東海地方にかけて分布し、1990年代まではこの蝶を関東地方で見かけることはほとんどありませんでした。

鹿沢インフォメーションセンターでは、以下の日程でクラフト体験と村上山ハイキングを行います。

自然とふれあいながら、ちいさい秋を見つけましょう。

クラフト体験
お絵かきストラップ
お絵かきストラップ

自然の素材を使ったものづくりを楽しみましょう。

日にち 2017年 9/16(土)・17(日)
時間
  • 午前の部  10:00~12:00
  • 午後の部  13:30~15:30
集合場所 鹿沢インフォメーションセンター
参加費
  • えんぴつストラップ・・・200円
  • お絵かきストラップ・・・300円
  • 草あそび・・・100円
村上山ハイキング

台風18号の接近のため、村上山ハイキングは中止とさせていただきます。(9月17日追記)

村上山山頂からの展望
村上山山頂からの展望

村上山(1746m)は片道1時間ほどで山頂に立つことができ、浅間山北斜面と嬬恋平野が一望できます。周辺の自然や山の成り立ちについて、ガイドが解説をします。

日時 2017年 9/18(月・祝) 09:00~12:15 (雨天中止)
対象 小学生~(小学生は保護者の同伴が必要です)
集合場所 鹿沢インフォメーションセンター
参加費 500円
持ち物 トレッキングに適した服装・靴 帽子 雨具 飲み物
お申し込み 事前のお申し込みは不要です。当日、鹿沢インフォメーションセンターまでお越しください。
  • プログラム中に撮影した写真を当センターの案内物やウェブサイト等に使用させていただくことがあります。

暑い夏が終わり、草むらで耳をすませていると、さまざまな虫の鳴き声が聞こえてきます。

秋に鳴く虫にはいろいろありますが、今日はそのうちのひとつ、ヤブキリ(バッタ目キリギリス科)を見てみましょう。

ヤブキリのメスは腹部から産卵管がまっすぐに伸びる
ヤブキリのメスは腹部から産卵管がまっすぐに伸びる

かえでの小径~たまだれの滝~清流の小径の約5kmのコースを3時間かけて歩きます。
秋の紅葉や実などを観察しながら、ガイドと一緒にゆっくり、のんびり歩きましょう。

自然の素材を使ったものづくりを楽しみましょう!
1名より開催。当日参加できます。

いきものみっけ2017

生物多様性センターでは、身近にいるいきものの観察からその変化を知ることを目的とした、市民参加によるいきもの調査「いきものみっけ2017」を実施します。

この調査では、身のまわりにいるいきもののうち、「身近ないきもの」、「北上するいきもの」、「外来生物」の中から6種を調査対象種としています。

同センターでは、対象種の全国的な変化状況について調べたいとして、調査への参加を呼びかけています。

オオハンゴンソウ
オオハンゴンソウ

特定外来生物は、その旺盛な繁殖力で在来の植物を駆逐するなど、地域固有の生態系に悪影響をもたらすことが懸念されています。

バラギ湖(嬬恋村)周辺に繁茂し、特定外来生物に指定されているオオハンゴンソウは、サクラソウやクリンソウなどの在来植物の脅威となっており、嬬恋軽井沢自然倶楽部では、2015年から防除活動を行なっています。

鹿沢園地サマーウィークは、鹿沢の自然とふれあえる真夏のハイライト・プログラムです。 期間中は企画展やミニツアー、星空観察会などがあり、どなたでもご参加いただけます。

期間
2017年8月5日(土)~11日(金・祝)
企画展「来て見て学ぼうジオサイト」

2016年9月に誕生した「浅間山北麓ジオパーク」。
その活動とジオサイト(見どころ)をパネルで紹介します。

観覧無料

浅間山北麓ジオパーク-ロゴ
期間 8/5(土)~11(金・祝)
時間

08:00~17:00

  • 5日は10:00から
  • 11日は16:00まで
場所 鹿沢インフォメーションセンター
2階ビジターズサロン
基調講演 「浅間・烏帽子火山の魅力」
講師 黒岩 俊明氏
(浅間山北麓ジオパーク運営委員長)
日時 8/6(日) 10:00~11:30

タイムテーブル

鹿沢園地サマーウィーク 2017-タイムテーブル

鹿沢インフォメーションセンターでは、7月16日に自然体験ツアー「かご登山とやまフラワーハイキング」を開催しました。

当地は昨年9月に「浅間山北麓ジオパーク」に認定されました。 これを記念し、今回のツアーでは、当ジオパークのマスコットキャラクター「あさマン」の缶バッジを参加者全員にプレゼント。ツアー中に着用してもらいました。

あさマン缶バッジ
「ぎょうざみたい」と評判のあさマン

仕事を終えて帰路につく途中、ふと道端を見ると、牛が1頭、脱柵していました。

湯の丸高原では、毎年レンゲツツジの開花に合わせて、牛の観光放牧が行われています。
急いで湯の丸高原ホテルに牛の脱柵を伝えに行きました。

「牛が1頭脱柵しているんですが」
 「場所はどのあたりですか」
「九十番観音の少し上です」
 「民宿わたらせの近くですね。わたらせの鴇沢さんに応援を頼みましょう」

湯の丸高原ホテルの従業員を現場へ案内すると、すでに鴇沢さんが到着していました。

 「車との接触事故が心配だね」
「鴇沢さん、どうしますか」
  「牧柵の有刺鉄線を切って中へ入れるしかないな」

脱柵した牛
脱柵した牛

あさマン

ジオサイト
へ行こう!

浅間山北麓ジオパーク
D6浅間・烏帽子火山群

浅間山北麓ジオパーク湯の丸エリアのジオサイト「D6-浅間・烏帽子火山群」の一座を占めるかごやまは、リンネソウの代表的な生育地です。

このツアーでは、リンネソウやシャジクソウなどを実際に観察しながら、分布が限られるデリケートな野草や高山植物との付き合い方を考えます。

東篭ノ登山

池の平湿原

池の平湿原は三方ヶ峰火山の火口原に位置する高層湿原です。

初夏のコマクサ、夏のアヤメ、盛夏のヤナギラン、晩夏のマツムシソウ、初秋のオヤマリンドウなど、数多くの草原植物の花が咲くほか、カラマツの天然林なども見られます。

標高2000mに広がる雲上の花園へ出かけましょう!

湯の丸高原北面に、メスのニホンジカの群れが姿を現しました。

湯の丸高原に現れたニホンジカの群れ
湯の丸高原に現れたニホンジカの群れ

ニホンジカは1980年代以降から数が増え、これに伴い各地で農林業への被害が深刻化したり、自然の植生が大きく変わってしまうなどの影響が見られるようになりました。

夏山シーズンを迎えた湯の丸高原では、臨時のバスやリフトが運行されます。

高原を彩る野の花を観察しながら、さわやかな初夏の高原散策を楽しみましょう。レンゲツツジ開花期間中は牛の放牧の様子も見ることができます。

霧がかかるなか、カラマツ林沿いの道を歩いていると、アカハラ(スズメ目ヒタキ科)に出会いました。

アカハラ
アカハラ

霧の日は見通しが悪いので、鳥はあまり飛ばずにじっとしていることが多く、思いがけなく近くで観察することができました。

たまだれの滝
清流の小径

清流の小径~たまだれの滝~かえでの小径の約5kmのコースを3時間かけて歩きます。
新緑の自然を楽しみながら、ガイドと一緒にゆっくり、のんびり歩きましょう。

自然の素材を使ったものづくりを楽しみましょう!
1名より開催。当日参加もできます。

冬期閉鎖中の湯の丸高峰林道は2017年5月3日(水・祝)に開通する予定です。

開通予定日
2017年5月3日(水・祝)
  • 今後の気象条件により変更となる場合があります。
通行できる時間
07:00~17:00
  • 夜間はゲートが閉まります。ご注意ください。

浅間山の南西部に位置する長野県東御市は、雨が少なく日照時間が長いところです。

全国の降水量
全国の降水量(国土地理院発行 新版日本国勢地図H12)
  • 日本の平均年間降水量・・・1700mm
  • 東御市の年間降水量・・・979.6mm

残雪の多い4月の始まりとなりました。
4月2日現在の積雪は、鹿沢で50cm、湯の丸高原で75cmです。

道路は除雪されていますが、道幅が狭くなっています。
対向車や歩行者とすれ違う際はご注意ください。

積雪の様子(湯の丸高原)
積雪の様子(湯の丸高原)

鹿沢インフォメーションセンターのウェブサイトをご覧いただき、ありがとうございます。

鹿沢インフォメーションセンターは、4月1日から11月31日までの間、毎日開館いたします。

お近くを起こしの際はどうぞお気軽にお立ち寄りください。

雪山讃歌トレッキングは、歴史とゆかりある鹿沢で上質の雪を楽しむスノーシューツアーです。
冬の鹿沢に精通したガイドが、現代的にアレンジしたモダンコースをご案内します。

西堀栄三郎が踏み、猪谷いがや千春がシュプールを描いた雪の世界を感じてみましょう!

鹿沢は雪山讃歌発祥の地

雪山讃歌碑
雪山讃歌碑

京都帝国大学の山岳部員で、後に第一次南極地域観測隊の越冬隊長となる西堀栄三郎は、1927(昭和2)年1月、仲間とともに鹿沢で合宿し、吹雪に遭いました。そのとき、旅館に閉じ込められた一行が退屈しのぎに作ったのが雪山讃歌です。

スノーシューを履いて冬の鹿沢へ出かけましょう。

スノーシューとは、かんじきに似た雪上歩行具のことです。スキーなどに比べ取り扱いが簡単で、履いたその日からだれでも気軽に冬の雪上散歩を楽しむことができます。

ガイドのサポートつきで、冬山初心者の方でもお気軽にご参加いただけます。

登山者から、村上山に登る猫がいるという話を聞きました。

その話によれば、

「村上山の登山道を歩いていると、前方に猫が歩いているのが見えました。
後ろからついていくと、その猫は疲れたのか、登山道の脇で立ち止まりました。
私は猫の脇を通り過ぎ、山頂を目指しました。
それからしばらく歩き、疲れたので休憩していると、後ろからさっきの猫がやってきて、私を追い越していきました」

ということです。
その猫は途中で登山道から離れて、どこかへ行ってしまうことはなかったのでしょうか。

「その猫はずっと登山道の上を歩いていました。
私たちは、抜いたり、抜かれたりしながら、一緒に村上山に登りました」

そこで、一枚の写真を見せていただきました。

村上山に登る猫
村上山に登る猫

鹿沢インフォメーションセンターのウェブサイトをご覧いただきましてありがとうございます。

鹿沢インフォメーションセンターの開館日は、12月1日から翌年3月31日までの間、次のとおり変わりますのでお知らせいたします。

  • 開 館 日 : 金・土・日・祝日
  • 開館時間: 午前8時~午後5時 (通常期と同じ)

こんにちは、鹿沢インフォメーションセンターでございます。
昨日までは落ち葉の中の鹿沢でしたが、一夜明けると銀世界になっておりました。

浅間山ジオパーク推進協議会では、浅間山麓の地形・地質や動植物の魅力を表す写真、歴史や文化を表す写真を募集しています。

湯の丸高峰林道は下記の期間閉鎖になります。

  • 2016年11月17日(木)~2017年4月下旬ごろ
  • 積雪があった場合は閉鎖が早くなる場合があります。

こんにちは、鹿沢インフォメーションセンターでございます。

いよいよ、鹿沢の紅葉が見頃を迎えました!
今年の紅葉の始まりは早かったですが、見頃は一週間ほど遅れて訪れました。

途中曇天の日々が続いたため色づきを心配しましたが、例年通り美しい色彩になりました。

キャンプ場内 ハウチワカエデ

嬬恋郷土資料館では、 秋期教養講座を下記の日程で開催します。
皆さまのご参加をお待ちしています。

10/22(土)上野三碑こうずけさんぴを読んでみよう
講師:群馬県立女子大学教授 熊倉浩靖

多胡碑
日本三古碑に数えられる多胡碑

上野三碑とは、日本に18例しか現存しない古代(7~11世紀)の石碑のなかで最古の石碑群である山上やまのうえ碑(681年)、多胡たご碑(711年頃)、金井沢碑(726年)の総称。 歴史的な価値の高さから世界記憶遺産候補にもなっている。上野三碑を読み解くことで、1300年前の東アジアの文化交流の姿が浮かび上がってくる。

  • この講座は「ぐんま出前なんでも講座」を利用したものです。

こんにちは、鹿沢インフォメーションセンターでございます。

10月に入り季節は秋。
園地内の木々も色づいて参りました。
標高約1400mの鹿沢園地付近の紅葉の様子をお伝え致します。

園地入口のハウチワカエデ。
この木は毎年早くから色づく木で紅葉の目安にしています。
先端が赤く色づいています。

浅間山北麓ジオパークロゴ

日本ジオパーク委員会は9日、浅間山北麓地域を日本ジオパークに認定しました。

浅間山北麓地域には、1783(天明3)年の大噴火の際にできた「鬼押出し溶岩」や、国の特別天然記念物に指定されている「浅間山溶岩樹型」など、火山活動で形成され、国際的にも価値が高い自然遺産があります。

また、日本一の高原キャベツの産地であることや、別荘地として有名な北軽井沢など、火山とともに暮らしてきた人々の歴史や文化、生活を伝えるものも数多くあります。
同委員会からは、こうした点が評価されました。

栗や柿、きのこ、新米やサンマなど、秋の味覚が食欲を誘う季節です。

「天高く馬肥ゆる秋」ということわざがありますが、 澄み渡る空の下、よく肥えた馬ならぬカマドウマ(バッタ目)が、道端に姿を現しました。

カマドウマは湿り気のある場所に好んで生息する昆虫です。
姿はコオロギに似ていますが、翅がなく、その代わりに後脚が発達していて高く跳び上がることができます。
食性は幅広く、小さな昆虫や樹液、落ち葉など、動物質、植物質、生きたもの、死んだものを問わず、なんでも食べます。

草むらに潜んでいるカマドウマを見ていると、そこにトカゲがやってきました。

カマドウマを捕食するニホントカゲ
カマドウマを捕食するニホントカゲ

清流の小径~たまだれの滝~かえでの小径の約5kmのコースを巡るガイドウォークプログラムに参加しませんか?
いろいろな草木の実を観察したり、紅葉を楽しみながら、ガイドと一緒にゆったり、のんびり歩きましょう。

こんにちは、鹿沢インフォメーションセンターでございます。
台風10号の接近に伴い園地内は晴れたり雨が降ったりの不安定な天候が続いております。
8月後半は晴れた日が少なく至る所からカビの気配が・・・
早くスカッと晴れたお日様の光に包まれたい今日この頃でございます。

しかし、この様な天気ですと期待してしまうものがあります。
『キノコ』です。
お盆も過ぎるとニョキニョキと姿を現しはじめるキノコ。
視覚にも、味覚にも、楽しめるキノコ。

キノコはカビと共に菌類という生物群にまとめられます。
私たちが目にしたり口にするキノコは子実体と呼ばれる胞子をばらまくための器官で、キノコの本体ではありません。
植物に例えると花のような場所です。
キノコの本体は地中や木材の中に広がっている菌糸体(菌の集り)であるとされています。

写真のキノコはテングタケ科『タマゴタケ』(8月25日撮影)。

タマゴタケ(テングダケ科・食)
タマゴタケ(テングダケ科・食)

西之島
西之島

いま、日本の火山はその活動を活発化させている。

2013年から溶岩の流出が数年にわたって続いた西之島。 戦後最大の犠牲者を出した2014年の御嶽山噴火。 2015年、噴火警戒レベルが最高の5となり、全島民が避難した口永良部島。
そのほか、桜島、阿蘇山、箱根山、浅間山などで火山活動が活発化、くらしに様々な影響がおよぶなか、 私たちは火山の国に生きていることを改めて思い知らされている。

自然の素材を使ったものづくりを楽しみましょう!
1名より開催。当日参加もできます。

鹿沢温泉方面へ無料の臨時シャトルバスが運行します。
観光や登山にぜひご利用ください。

鹿沢園地サマーウィーク2016

今年から8月11日が国民の祝日「山の日」となります。
鹿沢インフォメーションセンターではこれを記念し、丸山晩霞ばんか記念館(長野県東御市)と協力して、ワークショップ(体験型講座)やエコツアーなどを開催します。

鹿沢インフォメーションセンターでは7月23日(土)に、小学3~6年生を対象に、小桟敷こさじき山登山(1852m)とアサギマダラの観察会を行います。

アサギマダラの移動ルート

アサギマダラは海を渡り長い距離を移動する蝶です。
主に台湾や南西諸島と、日本の東北以南の間を移動していて、 その距離はときに1500km以上にもなります。
冬に南から日本にやってくるものと、夏に日本から南へ渡っていくものは別の世代です。

この観察会では、日本で繁殖し、これから南方へ渡っていく世代を観察します。

ウツボグサが咲いています。

ウツボグサ
ウツボグサ

ウツボグサはシソ科の多年草で、紫色の花を密集して咲かせます。
名前は円筒形の花穂が、矢を入れる筒型の容器うつぼ【靫・空穂】に似ていることに由来します。

池の平湿原

池の平湿原は三方ヶ峰火山の火口原に位置する高層湿原です。

初夏のコマクサ、夏のアヤメ、盛夏のヤナギラン、晩夏のマツムシソウ、初秋のオヤマリンドウなど、数多くの草原植物の花が咲くほか、カラマツの天然林なども見られます。

標高2000mに広がる雲上の花園へ出かけましょう!

鹿沢インフォメーションセンターでは、6月12日に自然体験イベント「山で体験!ヨガとスイーツ」を開催しました。

例年より早い梅雨入りに心配されたお天気ですが、当日は晴れ。
参加者の皆さまの日頃の行いが感じられます。

出発前にスタッフ紹介を行なった後、ヨガ講師のアジュさんに準備体操をお願いしました。
さすが、リラックスと体ほぐしのプロだけあって、スムーズな進行と心地よい空気感が参加者の表情をほぐしていきます。

ヨガ体験を予定している場所までは山道を15分ほどです。
道すがらには緑あふれるカラマツ林の下に、好奇心をくすぐる草花がたくさん咲いています。
その都度、植物解説担当の佐藤さんが解説します。
ツマトリソウ、ギンラン、ウマノアシガタ、ギンリョウソウ、イワカガミなど、足元の可憐なお花にみんなでワイワイと観察会。
少し予定の時間をオーバーして丘の広場に到着。

見晴らしのよい芝生の丘には大きなズミの木が一本。
周囲を見渡せば湯ノ丸山、棧敷さじき山、西かご山などが見えます。

自然学習歩道「かえでの小径」で、丸い穴が並んでいるササの葉を見つけました。
どの穴もほとんど同じ大きさ・間隔で、ミシン目のように一列に並んでいます。

丸い穴が模様のように並んでいます
丸い穴が模様のように並んでいます

環境省長野自然環境事務所では、鹿沢・万座・草津・浅間地域において、自然解説活動、公園施設の維持補修、野生生物の保全活動等に協力していただけるパークボランティアを追加募集します。

60万株を数え、国の天然記念物に指定されている湯の丸高原のレンゲツツジ大群落は上信越高原国立公園を代表する景勝地です。 高原一帯を朱に染めて咲き誇るレンゲツツジを楽しみましょう。開花期間中は牛の放牧の様子も見ることができます。

ヒョウモンエダシャクの幼虫
ヒョウモンエダシャクの幼虫

木々の緑は色濃く茂り、すっかり初夏の装いです。

園地のレンゲツツジは花の盛りを過ぎて、若葉が出始めました。よく見るとそこに、黄色と黒の模様がある虫がいます。ヒョウモンエダシャク(シャクガ科)という蛾の幼虫です。蛾の多くは夜行性ですが、本種は昼行性で、やや薄暗いところに生息しています。

ヒョウモンエダシャクなどシャクガ科の幼虫は、 毛虫やイモムシよりも細長い体をしていて、体を前後に伸ばしたり引きつけたりして移動します。このユーモラスな動きが、全身を使って長さを測っているように見えるので、シャクトリムシ(尺取り虫)とも呼ばれます。

こんにちは、鹿沢インフォメーションセンターでございます。

鹿沢園地内のレンゲツツジが開花いたしました。
開花時期は、昨年と同じ位ですが例年と比べると10日程早いようです。
少しづつですが季節がズレているのを感じます。

夕方の湯の丸高原にキツネ(ホンドギツネ[ネコ目イヌ科])が現れました。

湯の丸高原に現れたホンドギツネ
湯の丸高原に現れたホンドギツネ

ふさふさとした太いしっぽが目立ちますね。
見るところ、このキツネは毛並みがあまりよくありません。

角間山
角間山(1981m)

野外でヨガやスイーツづくりを体験しながら角間山(1981m)に登りましょう。

ヨガは現代では身体的なエクササイズととらえられることもありますが、その本来の姿は、森に入り、心を穏やかにして静かな時を過ごす精神的な体験です。

身体的なスポーツとしての登山と、精神的な体験としてのヨガを組み合わせることで、 自然の恵みを実感し、心と体の健康増進効果が期待できます。

ガイドウォーク中に、たまだれの滝でキセキレイ(スズメ目セキレイ科)を観察することができました。

キセキレイは渓流に好んで生息する鳥で、体長は約20cm。黄色いおなかと長い尾羽根が目印のスマートな鳥です。

獲物をくわえるキセキレイ

たまだれの滝
清流の小径

清流の小径~たまだれの滝~かえでの小径の約5kmのコースを3時間かけて歩きます。
新緑の自然を楽しみながら、ガイドと一緒にゆっくり、のんびり歩きましょう。

青空の下に咲くオオヤマザクラが鹿沢に春を告げています。
オオヤマザクラの花は赤みが強く、ベニヤマザクラとも呼ばれます。

鹿沢にも春が来ました
鹿沢にも春が来ました

自然の素材を使ったものづくりを楽しみましょう!
1名より開催。当日参加もできます。

こんにちは、鹿沢インフォメーションセンターでございます。

本日は、野草園の遊歩道の杭打ちを行いました。
小鳥のさえずりが日に日に賑やかになってきています。
小鳥が増えるのと一緒に園地内をハイキングされる方も増えてきました。

青い空の気持ち良い日です。
野草園でのんびりカラマツを見上げると薄っすらと黄緑色に。
良く目を凝らしてみると「花」が咲いておりました。

現在、冬期閉鎖中の湯の丸高峰林道がまもなく開通します。

  • 開通予定日 4月29日(金)
    • 今後の気象条件により変更になる場合があります。
  • 通行時間 07:00~17:00
    • 夜間はゲートが閉まります。ご注意ください。

こんにちは、鹿沢インフォメーションセンターでございます。

今日はお天気も穏やかな休日。
春風に誘われて園地内をハイキングされる方が増えてきました。
園地内の遊歩道の雪は無くなりましたのでご安心して歩けるかと思います。

新幹線の最寄り駅のある上田市では桜が満開となっておりますが、ここ鹿沢では
まだまだ桜は堅い蕾のままでございます。

何か、「春」は無いかとウロウロしてましたところ、
ヤマネコヤナギ(バッコヤナギ)の花穂が膨らんでいました。
名前のごとく猫のようなモフモフ感は見ても触っても癒やされます。

ヤマネコヤナギの雌花

こんにちは、鹿沢インフォメーションセンターでございます。

ポコリ。

と大地から顔を出したのは、
皆様、お馴染みのフキノトウでございます。

毎年この顔を見ると春の訪れを実感します。

旬の香り。

鹿沢にも春がやって来ました。

ピンク色の太いくちばしと青黒色の風切羽が美しいシメがやって来ました。
シメは比較的冷涼な気候を好む漂鳥ひょうちょうで、冬の寒さが峠を越えるころ、鹿沢に姿を現します。

シメ
シメ(スズメ目アトリ科)

こんにちは、鹿沢インフォメーションセンターでございます。

ここのところ、南岸低気圧の接近による降雪が2回ほどありました。
平均で20cmほどの積雪増です。綺麗な雪景色が戻ってまいりました。
なおかつ低温が続いてますので、雪も軽く、スノーシューには良い日が継続しております。

雪化粧したカラマツ

いきものログ

環境省長野自然環境事務所では、いきものログを使った「浅間山ニホンジカ目撃調査」を実施しています。

この調査は国指定浅間鳥獣保護区及びその周辺において、分布が拡大しつつあるニホンジカの目撃情報を集めて、地域一丸となった対策に役立てることを目指しています。

こんにちは、鹿沢インフォメーションセンターでございます。
桃の節句も過ぎ、ここ鹿沢でも春の匂いのしてくる季節になってまいりました。
周辺の山の様子ですが2月29日の寒波により若干ですが積雪量が増えました。
当日は吹き溜まりで20~30cmの降雪がありました。
よく締まった根雪の上に綺麗な新雪が乗りましたので、スノーシューには快適なコンディションが続いております。

3月4日 鹿沢園地の様子
3月4日 鹿沢園地の様子

こんにちは、鹿沢インフォメーションセンターでございます。
しばらく暖かい日が続きましたが、ここ数日は昼間でも氷点下の日々でございます。
積雪量は斜面の方位によって幅があります

北斜面の概ねの積雪量です。

  • 鹿沢園地内・・・20cm〜40cm
  • 標高1500m付近・・・30cm〜60cm
  • 標高1800m付近・・・60cm〜80cm
  • 標高2000m付近・・・60cm〜100cm

日当りの良い南斜面は土の出てきた場所もあり、今年の雪の少なさを感じます。
雪は固めですので、スノーシューでのお散歩はまだ快適に行えます。

話題は変わりますが、先日鹿沢の県道沿いに矢源沢遊歩道という標識を見つけました。
地図に載っていない遊歩道です。
はっきりとした標識と近くには朽ちかけたあずまやが。冒険心をくすぐります。

旅館のオーナーに聞いた所、どうやら20年程前までは使用されていた遊歩道のようです。
鹿沢でのハイキングの歴史は古く、このように隠された遊歩道が沢山あるようです。

矢源沢歩き出し

こんにちは。
2月14日の鹿沢は強い南風が吹いて、季節外れの暖かさになりました。
融雪は20cm以上になり、一足早い春の陽気です。

全国的に見ても、今年は雪の少ない冬でした。
この冬の雪の降り方について、天気図を交えながらレポートしたいと思います。

まず、ここ鹿沢に降る雪は、大きく分けて2種類の雪に区別することができます。
1つ目は、冬型の気圧配置が強まり、寒気が南下した際に降る雪。水蒸気の補給源は日本海です。
2つ目は、太平洋側からの低気圧の北上に伴って降る雪。水蒸気の補給源は太平洋です。

鹿沢では昨年の11月24日に約30cmのまとまった降雪がありました。
そのときの天気図を見てみましょう。

2015年11月23日の天気図

センター周辺の積雪の様子
センター周辺の積雪の様子

鹿沢では1月18・20日にまとまった降雪がありました。現在の積雪は70cmです。

これまで気温が高く、雪の少ない状態が続いていましたが、ここに来て一気に冬らしくなりました。

気象庁では23~25日にかけて上空にこの冬一番の寒気が流れ込み、日本海側を中心に強い冬型の気圧配置となって大雪や暴風雪が見込まれるとして警戒を呼びかけています。

嬬恋郷土資料館では嬬恋村の魅力や可能性を広く知っていただくため、歴史・文化・産業・自然などをテーマに公開講座を開催します。講座は2月から3月までの毎週土曜日計8回あります。皆さまのご参加をお待ちしています。

鹿沢は冬に入ってから暖かい日が続いています。園地周辺はほとんど積雪がありません。
同じ場所から撮影した写真を一昨年と比較してみます。

2015年12月23日
2015年12月23日
2013年12月23日
2013年12月23日

雪が目立って少ないのがわかります。

スノーシューを履いて冬の鹿沢へ出かけましょう。

スノーシューはスキーなどに比べ取り扱いが簡単で、履いたその日からだれでも気軽に冬の雪上散歩を楽しむことができます。

ガイドのサポートつきで、冬山初心者の方でもお気軽にご参加いただけます。

  • スノーシューをしながらアイスクリーム作り

    足慣らしに最適! テーマコース

    高低差の少ないコースを歩きながら、アイスクリーム作りや雪のミニとうろう作り(おやつ付き)を楽しみましょう。
  • 冬の水源の森

    しっかり歩く 散策・登山コース

    初級(初心者向き) 水源の森コース

    明るい冬木立の森を歩きます。厳しい寒さに耐えるアズマシャクナゲやたまだれの滝の氷爆(落差5m)などをご覧いただけます。注意して観察すれば動物の足跡や熊棚(ツキノワグマが食事をした跡)などが見つかるかも!?

    中級(経験者向き) 村上山登山コース

    村上山の山頂を目指します。山頂の標高は1746m、高低差は350mあります。村上山にあるカラマツ人工林は列状間伐のモデル地区になっていて、よく手入れされています。山頂からは嬬恋村の集落が一望できます。

鹿沢インフォメーションセンターは12月1日から2015年3月31日までの間、冬季期間となり、開館日は次のとおり変わりますのでお知らせいたします。

  • 開 館 日 : 金・土・日・祝日
  • 開館時間: 午前8時~午後5時 (通常期と同じ)

ロゴ

見やすさと使いやすさの向上を目指し、鹿沢インフォメーションセンターのウェブサイトが新しくなりました。

こんにちは。

鹿沢インフォメーションセンターでございます。

明日から11月です。全国的に、秋の深まりを感じさせてくれる季節ですね。

しかし、ここ鹿沢では、本日氷点下の朝を迎えました。先日、雪虫を発見したので「寒くなりそうだな~」と思っておりましたが。一足早い冬の訪れです。

園地内の紅葉も終盤になりカラマツの黄葉を残すのみとなりました。

樹皮が大きくはがれたリョウブを見つけました。どうやらニホンジカが食べるために樹皮をはぎとったようです。

樹皮が大きくはがれたリョウブの幹
樹皮が大きくはがれたリョウブの幹

近年、ニホンジカは全国的に増えています。これに伴い、シカが樹皮を食べることで森林が衰退したり、生物相が変化するなどの影響が目立つようになってきました。

こんにちは。

鹿沢インフォメーションセンターでございます。

9月下旬から色づき始めた紅葉がいよいよ見頃を迎えようとしています。

紅葉が見頃を迎える時期に合わせ、鹿沢インフォメーションセンターでは紅葉フェスティバルを開催します。

期間中は、園地内を散策しながら秋の自然にふれてみたり、自然の素材を使ったクラフト体験ができます。

【鹿沢園地 紅葉フェスティバル】

  • 期  間

    2015年 10月10日()・11日()・12日(

「ピーマンに似た実がなっているのを見たのですが・・・」
来館者からそんな声が寄せられたので、現地へ行ってみることにしました。そこにあったのはウバユリの実。

オオウバユリの実
ウバユリの実

こんにちは。

鹿沢インフォメーションセンターでございます。

最近の鹿沢の朝は、10℃以下のグッと冷え込む日もありだいぶ秋めいてまいりました。

そして、その寒さと一緒にやって来るのが紅葉!!ですね。

園地内 ハウチワカエデ
園地内 ハウチワカエデ

クラフト体験教室

自然の素材を使ったものづくりを楽しみましょう!
1名より開催。当日参加もできます。

えんぴつストラップ(初級)

木の枝でつくる素朴なアクセサリーです。長さや色は自由です。お好みで決めましょう。

森のフォトフレーム(初級)

木の実や松ぼっくりで思い思いの飾りつけを楽しむ写真フレームです。

マイはし(中級)

小刀を上手に使って、先細りになるように竹を削っていきましょう。

小鳥の巣箱(上級)

鹿沢にもたくさん生えているカラマツを使います。屋根が開閉でき、掃除がらくにできるようになっています。

こんにちは。
鹿沢インフォメーションセンターでございます。

本日の鹿沢は台風も過ぎ去り秋らしい晴天のお天気に恵まれました。
週末とあってキャンプ場からは楽しげな声が聞こえ、賑やかな週末です。

トレッキングには汗もかかず最高の気候です。
森林浴に是非ともお越しください。

園内の自然は、アケボノソウの開花が進みました。

アケボノソウ
アケボノソウ

小林アクティブレンジャーから花束を 受け取る黒江保護官(右)/ボランティア棟にて
小林アクティブレンジャーから花束を受け取る黒江保護官(右)/ボランティア棟にて

上信越高原国立公園万座地区の自然を守るくろレンジャーこと黒江隆太自然保護官(万座自然保護官事務所)が、9月1日付けで異動することになりました。

8月29日には休暇村鹿沢高原で、鹿沢・万座パークボランティアによる歓送会が開かれ、パークボランティアやインフォメーションセンタースタッフからは異動を惜しむ声が聞かれました。

これまでの歩みを振り返りつつ、黒江保護官にインタビューしてみました。

全行程ほぼ下りのハイキング。
道中の観音様に手を合わせ、歩いた先は千年の歴史ある鹿沢温泉。
厳しいことは言いません。旅の途中でちょっくら入浴なんて粋じゃない。

湯上がりに待っているのは清らかな滝とドングリの森。
ゆったりのんびりハイキング。

そして旅の〆にもうひとっ風呂。
あ~、極楽極楽。

※日程が変更になりました。(9/2追記)

環境省が進めている黒斑山登山道整備に伴い、資材を運搬するため、高峰高原アサマ2000パーク駐車場から黒斑山登山道表コースシェルター付近の間で、ヘリコプターによる空輸作業が行われます。

登山道表コースシェルター付近では、ヘリコプターによる荷揚げの際、一時的(数分程度)に通行止めとなります。

【黒斑山】登山道整備に伴うヘリ輸送
【黒斑山】登山道整備に伴うヘリ輸送

こんにちは。

鹿沢インフォメーションセンターでございます。

野草園内にリンドウが蕾を膨らませてきました。

エゾリンドウ
エゾリンドウ

秋の気配とリンドウの青。

次々と変化する自然の色は、不思議とその季節にとても合います。

清流の小径~たまだれの滝~かえでの小径の約5kmのコースを巡るガイドウォークプログラムに参加しませんか?
いろいろな草木の実を観察したり、紅葉を楽しみながら、ガイドと一緒にゆっくり、のんびり歩きましょう。

園地にチチタケ(ベニタケ科・)が顔を出しました。

チチタケ(上)とチダケサシの茎(下)
チチタケ(上)とチダケサシの茎(下)

チチタケ(ベニタケ科・食)

傘の直径は5~12cm、表面はオレンジがかった褐色でビロード状、開くとじょうご形になる。傘に傷をつけると白い乳液を出す。

こんにちは。

鹿沢インフォメーションセンターでございます。

真夏のキャンプ場の賑やかさもお盆を過ぎて少し落ち着いてきたようです。

野草園の花々も夏の盛りから変化してきました。

ススキの穂に、オミナエシ。

標高1400メートルの高原は少し秋の匂いがしてきました。

高原の夏は儚く短いですね。

とても、過ごしやすい気候です。

そして、一足早い秋の味覚、「KINOKO」達が園内の至る所にニョキニョキ。

見定めるは己の目玉と知識です。

自己責任でお楽しみください。

鹿沢園地サマーウィークが8月6日から11日まで開催されました。

期間中は鹿沢の自然とふれあえるさまざまな体験活動があり、上信越高原国立公園で活動している鹿沢・万座パークボランティアが自然解説や体験指導をしました。

企画展『鹿沢で見られるあかりに使われた植物』では、身のまわりにある植物を生活に上手に生かすための知恵と工夫を、植物標本12点といくつかのパネルで紹介しました。

あかりに利用された植物標本の展示
あかりに利用された植物標本の展示

鹿沢園地サマーウィークは、鹿沢の自然とふれあえる真夏のハイライト・プログラムです。
期間中は企画展や星空観察会があり、どなたでもご参加いただけます。

企画展 「鹿沢にあるあかりに使われた植物」

企画展 「鹿沢にあるあかりに使われた植物」

あかりが生活に広く取り入れられるようになったのは江戸時代からです。

夜を照らすあかり道具にはちょうちんや行灯あんどんなどが用いられ、あかりに必要な油やろう・灯心・ほくちなどにはさまざまな植物が使われていました。

これらのうち、鹿沢で見られる植物をご紹介します。

鹿沢からこんにちは。

正午現在 晴れ 気温26℃ 平野部では35℃超えの高温注意報が伝えられていますが、ここ鹿沢の地は、快適そのものです。

さて、今日はトイレのお話しをしたいと思います。

鹿沢インフォメーションセンターは2013年より「ぐんまビジタートイレ」に認証されています。

キャンプ場内釣り堀
キャンプ場内釣り堀

鹿沢からこんにちは。

午前11時、晴れ(気温25℃)心地良く風が吹き、過ごしやすい一日です。

鹿沢園地内キャンプ場は、子どもたちの賑やかな声が響いています。

美しい緑、澄みきった小川、小鳥のさえずり、この豊かな自然の中に、子どもたちを連れだすといろんな一面を発見できますよ。

この夏、皆さまも家族でキャンプに出かけてみませんか。

インフォメーションセンター玄関前の気温
インフォメーションセンター玄関前の気温

鹿沢からこんにちは。

正午現在、晴れ、気温25℃。

関東甲信地区では、昨日、梅雨明けした模様と気象庁から発表されました。

お客様からは「涼しいですね」とお声がけがありますが、鹿沢園地内(標高1400m)では、真夏の気候です。

羽化したコエゾゼミ(体長42mm)
羽化したコエゾゼミ(体長42mm)

台風一過の晴れ間が広がる鹿沢で、羽化したばかりのコエゾゼミを見つけました。

名前に北海道を意味する「エゾ」とありますが、長野県でよくみられます。

コエゾゼミの近縁種にクマゼミがあります。クマゼミは南方系の大型のセミで、幅広の頭部を持ち、コエゾゼミをひと回り大きくしたような体をしています。

クマゼミは20世紀後半から西日本の都市部で増加が目立つようになりました。これらの都市部では、アブラゼミからクマゼミへと優占種の交代が起きており、ニイニイゼミやツクツクボウシの姿はあまり見られなくなりました。

雌花

鹿沢からこんにちは。

小雨にもかかわらず、朝の散歩会で3名の参加者がいらっしゃいました。

ご参加本当にありがとうございました。

散歩道中で見かける花から一種紹介したいと思います。

鹿沢インフォメーションセンターでは、夏休み期間に合わせて、鹿沢の自然を味わえる活動プログラムをご用意しています。

プログラムは申し込み不要で、どなたでもお気軽にご参加いただけます。

こんにちは。

鹿沢インフォメーションセンターでございます。

長い雨模様の日々も一段落。そろそろ、梅雨明けの頼りが届きそうですね。

本日の鹿沢園地も程よい日差しと風が吹き抜け、森や山は夏の香りに包まれております。

標高 1400メートルの高原の夏。

8月になっても最高気温は25℃ほどです。

マタタビ
マタタビ

鹿沢からこんにちは

午前8時 晴れ 気温21℃、風がやや強い

今朝の散歩会に車いすの方もご参加されましたが、コースはスタッフが臨機応変に対応しますので大丈夫です。 機会がありましたら遠慮せず皆さまのご参加、お待ちしております。

私の通勤途中の道際で真っ白い葉をよく見かけますので、同僚スタッフに聞くと間違いなく「マタタビ」と即答。

鹿沢からこんにちは。

午前8時、快晴(気温18℃)。平野部では厳しい暑さとなっているようで、熱中症注意情報が伝えられていましたが、ここ鹿沢の地は別世界です。

鹿沢園地内のキャンプ場は、昨日から家族連れで盛況です。

前肢にはかぎ爪が1本ある
前肢にはかぎ爪が1本ある
朝から雨の降る肌寒い日のことです。 インフォメーションセンターのロールカーテンを巻き上げていると、何かがポトリと落ちてきました。 床を見ると、そこに1匹のコウモリがいました。 外へ出たがる様子もなく、じっとしていて、ときどき「チキチキチキ・・・」と鳴いています。 背中にはふさふさした毛が生えていて、広げた翼の形は傘のように見えます。 調べてみると、どうやらアブラコウモリのようです。

今日の村上山
今日の村上山

鹿沢からこんにちは。

7月8日午前10時30分気温15℃(雨)での鹿沢インフォメーションセンター2階から撮った村上山の様子です。

当センターでは、鹿沢園地を中心に湯の丸池の平を含めて、周辺の自然情報の発信に努めております。どうぞ皆さまお気軽にお越し下さい。

野草園から村上山
野草園から村上山

朝9時 曇り空 15℃。

鹿沢からこんにちは。梅雨に入ってからスッキリしない天候が続き、今日も肌寒い一日になりそうです。

今朝は曇り空ですが、村上山だけは良くご覧いただけますのでアップしました。

7月になり野草園に咲く高山植物が徐々に多くなっています。

グンバイヅル
グンバイヅル

鹿沢からこんにちは。

今日は朝から梅雨らしく雨が降り続いていますが、朝の散歩会参加者8名のご案内をしました。傘をさしながらのんびり散歩するのも中々と風流で良いものです。

散歩道では、無造作に歩道上に咲いているお花を目にすることができますので、その中の一つを紹介します。

池の平湿原は三方ヶ峰火山の火口原に位置する高層湿原です。

ここはコマクサ、アヤメの群落をはじめ、数多くの高山植物が見られるほか、カラマツの天然林などを観察することができ、多様な生き物たちの生息環境が保たれています。

標高2000mに広がる雲上の花園へ出かけましょう!

ヨツバヒヨドリ
ヨツバヒヨドリ

鹿沢からこんにちは。

野草園にアサギマダラの代表的な吸蜜植物、ヨツバヒヨドリが開花しました。

国境を越え大海原を大移動する「旅する蝶」アサギマダラは、鳥などに捕食されることはありません。

それは、外的から身を守るため体内に毒を持っているのです。

こんにちは。
鹿沢インフォメーションセンターでございます。

湯の丸高原のレンゲツツジも見頃間只中でございます。是非お越しください。

そして、本日のゲストは黄色い森の宇宙人キバナヤマオダマキさんです。

数日前からインフォメーションセンターの玄関先にも咲いてくれております。高山の植物は特徴的な形が多いですが、オダマキもとても個性的なお花をつけてくれます。

花の盛りは過ぎ、湯ノ丸山を望む
花の盛りは過ぎ、湯ノ丸山を望む

鹿沢からこんにちは。

梅雨の晴れ間で午前中の湯の丸レンゲツツジハイキングは最高でした。見頃を迎えたことから、地蔵峠駐車場は満杯の賑いです。

ただ、昨日、午後の強い雨で、下には花びらがドッサリと落ちてしまい、お花のピークは一夜にして過ぎ去った感じです。ちょっぴり残念。

しかし、お花はまだまだ、付いていますよ。参加者は大変喜ばれ感激された様子で私も嬉しくなります。参加者からの「楽しかった」その一言がこの仕事の魅力ですね。

人は、ひとつの言葉で傷つき、ひとつの言葉で励まされ

(T)

環境省が進めている湯ノ丸山と黒斑山の登山道整備に伴い、資材を運搬するため、ヘリコプターによる空輸作業が行われます。

登山道の各地点では、ヘリコプターによる荷降ろしの際、一時的(数分程度)に通行止めとなりますのでご注意ください。

ミズキの花 大木ですが手の届く木を見つけて見て下さい
ミズキの花 大木ですが手の届く木を見つけて見て下さい

こんにちは。

鹿沢インフォメーションセンターでございます。

本日は梅雨の中休み、青空と潤った森の香りに包まれております。
新鮮な空気に満ち溢れ、森全体が深呼吸しているようです。そんな森で、ぼんやりしていると、なんとも言えないジャスミンのような甘い香りがしてきました。

んんん~。何の香りだろうと、しばし辺りを嗅ぎ回ります。
クンクン
クンクン

犬のように嗅ぎ回ります。

出発前のストレッチ
出発前のストレッチ

鹿沢からこんにちは。

今朝は梅雨らしいどんよりとした天候にも関わらず、園地ガイドウォークの申込者がいらっしゃいました。

参加者の皆さまが楽しそうに出発して行く姿を拝見すると、私も嬉しくなり、梅雨空とは対照的に晴々とした気分になります。

鹿沢園地内の自然学習歩道とたまだれの滝などを、小鳥のさえずり、小川のせせらぎの中、森林浴を楽しみながら、ゆっくり、のんびり約5km、皆さまもガイドと一緒に歩いてみませんか。

登山道入口に設置されている案内板
登山道入口に設置されている案内板

気象庁は6月11日15時30分、浅間山に火口周辺警報を発表しました。

これに伴い、浅間山の噴火警戒レベルが、一番低い1(活火山であることに留意)から2(火口周辺規制)へと引き上げられ、周辺自治体により浅間山の火口から2km以内の立ち入りが規制されます。

この警報による鹿沢・湯の丸高原地域への影響はありません。

鹿沢からこんにちは。只今(午前11時)、まさに梅雨の晴れ間で快晴。

湯の丸レンゲツツジも地蔵峠付近は5分咲きで、今週末から来週末にかけて大変な賑いと予想しています。

さて、今回はダケカンバとシラカバについて触れたいと思います。

ダケカンバ
ダケカンバ
シラカバ
シラカバ

鹿沢からこんにちは。

昨日(6月8日)、気象庁は関東甲信地方が梅雨入りしたと見られると発表しました。昨年より3日遅いですが、平年並みのようです。

昨夜から今朝にかけて結構強い雨が降り、午前9時の気温13℃で薪ストーブ稼働中です。皆さんは信じられないかもしれませんが、鹿沢インフォメーションセンター事務室では、6月と言えども雨の日になると、当館愛用の薪ストーブが稼働するんですよ。

なお、湯ノ丸山レンゲツツジは地蔵峠付近は4分咲き、リフト降り口付近は3分咲き、群生地は2分咲き。見頃は6月14日から21日頃と予想しています。

(T)

鹿沢からこんにちは。本日は絶好のトレッキング日和です。

そうそう、今日6月7日は、鹿沢インフォメーションセンター主催の湯ノ丸山登山イベント開催日です。暑くなく寒くなく、登山メンバーを外れた当館スタッフ一番の山男H君はうらやましいだろうな~。順番だから次の機会が何回もあるじゃん。

鹿沢からこんにちは。

今の時期、当館周辺の湿地林内や沢沿いには、白い花を沢山咲かせているコンロンソウを目にします。

コンロンソウ
コンロンソウ

60万株を数え、国の天然記念物に指定されている湯の丸高原のレンゲツツジ大群落は上信越高原国立公園を代表する景勝地です。 高原一帯を朱に染めて咲き誇るレンゲツツジを楽しみましょう。

ビジターズサロンでヒヨドリが雨やどりをしています。

テラスから外の景色を一望できる特等席のテーブルに陣取って、細長いくちばしを窓に向けてひと休み。

ヒヨドリは人によく慣れる
ヒヨドリは人によく慣れる

雨はしとしとと降り続き、草木はしだれ、遠くの山並みはかすんでいます。

今日の鹿沢は、窓の外をぼんやりと眺めて過ごす、羽休め、骨休めの日です。

鹿沢からこんにちは。

かつて、鹿沢の地に沢山自生し、地域の人に「ウマノキンタマ」と呼ばれていたのが幻の花、ホテイアツモリです。

お前、よくぞ生きていてくれたなー、ありがとう。

今年も見事に咲いてくれました。

鹿沢園地内の外部から侵入出来ない場所に保護されていますが、いつの日か多くの方に公開できる日が来ると信じています。

(T)

噂の「くろこ」 この状態で長期保存可能
噂の「くろこ」 この状態で長期保存可能

本日の予想最高気温は26℃。真っ青な晴天に心地よい風が吹き抜けております。いよいよ、暖かい日は半袖一枚でも活動出来る気候になってきました!

さて今回は、先日、インフォメーションセンターそばのいこいの広場で行われた郷土料理「くろこ」の試食会についての話題です。

「くろこ」と聞いてピンと来る方は相当な嬬恋マニアです♪嬬恋村は冷涼な高原の気候を生かしたジャガイモの生産が盛んなところです。「くろこ」はジャガイモから澱粉を取った搾り滓を凍結、発酵を繰り返し行い天日 で乾燥させ長期保存できるようにした高機能な発酵健康食品で、日本ではこの嬬恋村でしか食べられていない珍しい食べ物です。

鹿沢からこんにちは。

今朝の散歩会で、遊歩道の真ん中に無造作に咲いているのをお客様が見つけたギンランです 。かつては、里山で普通に見られたのですが近年では絶滅が危惧されています。

キンランとギンランは、「外菌根菌」と呼ばれる菌類が生成する栄養を根から吸収して育つので、自生していた環境そのものと違う人工環境で育てるのは困難です。

こんにちは。鹿沢周辺は爽やかな初夏を迎えています。

昨日、1階多目的室において、鹿沢インフォメーションセンター運営協議会総会が開催されました。

鹿沢インフォメーションセンターでは、国立公園の景観を保全するため、ハルザキヤマガラシの除去活動を定期的に行なっています。

伐採地に繁茂するハルザキヤマガラシ
伐採地に繁茂するハルザキヤマガラシ

ハルザキヤマガラシはヨーロッパ原産の外来植物で、繁殖力が強く、在来植物を駆逐する可能性があるため、外来生物法により、注意が必要な外来生物に指定されています。

インフォメーションセンターから見える 村上山(1746m)
インフォメーションセンターから見える 村上山(1746m)

こんにちは。

新緑のグラデーションもいよいよ山の上まで届きそうです。
単に緑色という言葉だけでは表現できないほど色彩豊かな新緑です。

いったい何種類の緑色があるのでしょうか。
色彩の世界は人それぞれです。
静かな木陰で新緑に包まれながら、心を落ち着かせれば、きっとあなただけの色が見つかるはず。

活動した鹿沢インフォメーションセンター運営協議会員
活動した鹿沢インフォメーションセンター運営協議会員

お元気ですか、鹿沢からこんにちは。

昨日、鹿沢地区県道沿いで鹿沢インフォメーションセンター運営協議会員たちで外来植物ハルザキヤマガラシの駆除作業を実施しました。お疲れ様でした。昼食のカツライス美味しかったそうですね。俺も食いたかったなー。

さて、この鮮やかな黄色い花が咲くアブラナ科の多年草には本当に困っています。

鹿沢インフォメーションセンターのホームページをご覧くださいましてありがとうございます。

当館周辺の園地内にもようやくいくつかの高山植物が綺麗に咲き始めていますので紹介します。

イワカガミ
イワカガミ
マイヅルソウ
マイヅルソウ

この時期、イワカガミが可愛いピンク色で花盛りです。マイヅルソウも咲き始めています。

皆さまもお越しの際はぜひ、ご覧ください。

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クリンソウ

こんにちは、爽やかな日が続いておりますね。
新緑の中で深呼吸。
新鮮で清浄な空気をいただきますと身体と心が浄化されて行く感じがします。

本日の園内でクリンソウの蕾を見つけました
漢字で表しますと、九輪草。
九輪とは五重塔などの屋根から天に向かって突き出た金属製の部分の総称で、意味合いは5つの如来様と4つの菩薩様で9の輪だそうです。
クリンソウは咲いた姿がその棒に似ていることから九輪草という名が付いたようです。

花言葉は物思い、幸福を重ねる、物覚えの良さ。
まもなくこの蕾も綺麗な花を咲かせてくれるでしょう。

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ズミの花
ズミの花

鹿沢インフォメーションセンターのウェブサイトをご覧くださいましてありがとうございます。 当館周辺のズミの花が満開です。 ズミはリンゴなどと同じバラ科です。秋には小さな赤い実が成ります。 純白で満開のズミは、清楚な乙女のような姿を感じます。

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ニホントカゲ
ニホントカゲ

道をはさんで、トカゲとヘビがひなたぼっこをしています。トカゲやヘビはひなたぼっこが大好きです。

石垣のそばにいるのはニホントカゲです。ニホントカゲは頭が赤く、しっぽが青いのが特徴です。特にこどものしっぽは鮮やかなコバルトブルーをしていて目をひきます。

トカゲは敵に襲われた時、自分のしっぽを切って逃げる習性があります。切ったしっぽはしばらく動いています。敵の興味をしっぽにひきつけ、その間に自分は逃げるという作戦です。

湯ノ丸山
湯ノ丸山

新緑と咲き始めたばかりの高山植物を楽しみながら湯ノ丸山(標高2101m)に登りましょう。
周遊コースなので行きと帰りで違う景色が楽しめます。
国立公園パークボランティアが解説を交えながらご案内します。

たまだれの滝
たまだれの滝

森林浴 鹿沢園地ガイドウォークは、清流の小径~たまだれの滝~かえでの小径の約5kmのコースを巡る散策プログラムです。

新緑を楽しみながら、ガイドと一緒にゆっくり、のんびり歩きましょう。

いつも鹿沢インフォメーションセンターのホームページをご覧くださいましてありがとうございます。

当館周辺でも新緑鮮やかなカラマツがまぶしく映る季節となりました。

新緑まぶしいカラマツ
新緑まぶしいカラマツ

野草園ではショウジョウバカマが可愛いピンク色に咲き、清流の小道を散策するとオオカメノキ(大亀の木)が花盛りです。

ショウジョウバカマ
ショウジョウバカマ
オオカメノキの花
オオカメノキの花

皆さんも小川のせせらぎの中ゆっくりのんびり散策を楽しんではいかがですか。

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天明3年の浅間山大噴火を生き残った大ケヤキ
天明3年の浅間山大噴火を生き残った大ケヤキ

群馬県と長野県の県境に位置する浅間山(2568m)は日本を代表する活火山のひとつです。

浅間山は活火山のなかでも特に活動が活発な山で、天明3(1783)年には、火砕流や土石なだれを伴う大規模な噴火を起こしました。土石なだれは北麓一帯を流れ下って鎌原かんばら地区を飲み込み、犠牲者477名[1]を数える大きな被害をもたらしました。

自然の素材を使ったものづくりを楽しみましょう!
1名より開催。当日参加もできます。

皆さん鹿沢からこんにちは。

鹿沢インフォメーションセンターのホームページをご覧くださいましてありがとうございます。

鹿沢園地内キャンプ場、4月25日オープンに向け急ピッチで作業が進んでいます。

今シーズンは常設テントが20年ぶりに更新され真新しいですよ。

キャンプ場のテント張り

鹿沢インフォメーションセンターのホームページをご覧くださいましてありがとうございます。

まもなく当センター周辺の陽だまりでは、春を告げるフキノトウが顔を出す季節となりました。

鹿沢・湯の丸・池の平湿原など、これら高原地帯の自然豊かな魅力を優しい解説で皆さま方にお伝えできるように、夏期は毎日開館いたします。

  • 開館日 
    夏期(4月1日~11月30日)  毎日開館
    冬期(12月1日~3月31日)  金・土・日及び祝日
  • 開館時間
    午前8時から午後5時まで
  • 入館料

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鹿沢園地に現れたニホンカモシカ

雪に覆われた小さな湿原にニホンカモシカ(偶蹄目ウシ科)が現れました。30分以上も同じ場所にいて、とてものんびりとした様子で木の芽を食べていました。

ニホンカモシカは日本に住む在来種としては唯一のウシ科の動物です。全身は灰褐色のふさふさした毛に覆われ、顔の周りの毛は色が薄くなっています。そのため、まるで白いえり巻きをしているように見えます。日本の本州、四国、九州の標高500~2000mの山岳地帯に生息し、国の特別天然記念物に指定されています。

雪の上を歩くだけで・・・

あるパークボランティアの方と一緒に、ス ノーシューを履いて雪の上を歩いていた時のことです。 見るとザックから長いひもが伸びていて、その先に袋がくくりつけてあります。 その袋を引きずりながら歩いているので、 「なにをしているの?」 と尋ねると、 「アイスクリームを作ろうと思って」 とのこと。

1時間半ほど歩いた後、袋の中身を見せてもらいました。 なんと、ちゃんとできています。フワッとした口どけのアイスクリームです。

輝く新雪に足あとを刻む
輝く新雪に足あとを刻む

積雪70cm。乾いた砂のようにサラサラとした雪。突き抜ける真っ青な空。
今日の鹿沢は絶好のスノーシュー日和です。

落葉した冬木立の森を歩いてみましょう。そこはとても明るく開放的な世界です。
雪の上に落ちている花がらを拾ったり、動物の足あとを観察したり、新雪をキャンバスに見立てて絵を描いてみたり。
思い思いの楽しみが広がります。

新年あけましておめでとうございます。

大変寒い寒い年末年始でしたが、皆さま方は良いお正月をお過ごしのことと存じます。

今日は久し振りの青空の下午前中除雪作業に励みました。

今年も鹿沢インフォメーションセンター周辺の自然情報をお届け出来るよう努めてまいります。

皆さまのお越しをスタッフ一同心よりお待ち申し上げます。

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スノーシューハイキング

スノーシューを履いて冬の鹿沢で白銀とふれあうひとときを。

4つのテーマコースの中からお選びいただけます。土曜日に主にテーマ(散策も含まれます)を、日曜日に散策を行います。

ガイドのサポートつきで、冬山初心者の方でもお気軽にご参加いただけます。

窯の中の様子
窯の中の様子

11月25日に園地内にある炭焼き窯で炭焼きを行いました。 鹿沢インフォメーションセンターでは、園地内にある風倒木や、危険木として除伐されたミズナラなどを炭にしています。

朝 7時10分に火入れを開始。 煙突からの排煙温度が65℃になるまで窯口で火を焚きます。 ベテランスタッフの指導のもと、焚きつけをどんどんくべていきます。 ところが、いくらくべても温度が上がるどころか、煙突から煙すら出ません。 3時間ほどたち、ようやくうっすらとした煙が出始めました。 煙の温度を測ってみると13℃あります。

鹿沢インフォメーションセンターのホームページをご覧くださいましてありがとうございます。

鹿沢インフォメーションセンターは12月1日から2015年3月31日までの間、冬季期間となり、開館日は次のとおり変わりますのでお知らせいたします。

  • 開 館 日 : 金・土・日・祝日
  • 開館時間: 午前8時~午後5時 (通常期と同じ)

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シラカバの幹に大きな鈴カステラのようなものが生えています。これはカンバタケ(サルノコシカケ科・不食)という大型のきのこです。

カンバタケはシラカバやダケカンバの倒木や立木に発生します。 傘は幅10~25cmになり、形は腎臓形、表面は淡灰褐色でなめし皮のような手触りがあり、裏は微細な管孔が緻密に並んでいます。

肉はコルク質で硬く、食用にはなりませんが、端正な形が目をひきます。

1991年にアルプスの氷河で発見された約5300年前の男性のミイラ「アイスマン」の革製の袋の中には、カンバタケとツリガネタケ(サルノコシカケ科・不食)の乾燥したきのこが入っていました。

ツリガネタケはほぐした状態で火打ち石とともに見つかったので、火を起こすための火口ほくちとして使われていたようです。一方、カンバタケにはひもが取り付けてありました。これがいったい何に使われていたのかよくわかっていませんが、宗教的な道具(お守り)や、膏薬(携帯救急セット)、ものを拭いたり磨くもの、などの用途が考えられます。

人間は5000年以上も前から、きのこを利用してきたんですね。

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カンバタケ不食
鈴カステラ
写真:ナショナルジオグラフィック
アイスマンが持っていたカンバタケ

10月12日当センター前のつり橋から

10月13日 弱雨 気温9℃

鹿沢園地周辺の紅葉は今、最高です。

絵画を見ているような素晴らしい光景です。

明朝に大型台風の襲来が予想され、この葉が落ちてしまうかと思うと心配ですが、大事に至らぬこと祈るばかりです。

(T)

講話会の様子

紅葉が見頃を迎える10月11日から13日までの3日間、鹿沢インフォメーションセンターで「永遠とわなる小串おぐし ー 小串硫黄鉱山展 ー」が開催されました。

会場には鉱山の様子を伝えるパネルや写真、硫黄の鉱石標本、作業員が坑道で使ったカンテラなど約50点が展示され、パークボランティアが来場者に鉱山の概要と歴史について解説をしました。

週明けに予想される台風に備え、危険木の伐採作業を秋晴れの中で気持よく実施しました。これで安心して、お客様をお迎え出来そうです。

鹿沢園地周辺の紅葉本番です。例年よりも一週間ほど早めです。

カエデの赤、シラカバの黄、ミズナラなどの褐色。
そして、針葉樹の緑。

色鮮やかな木々があなたを待っています。

(T)

薪の玉切り

9/29 午前8時 快晴 気温9℃

朝7時の散歩会の気温8℃。明け方は、6℃程度まで下がっています。

秋晴れの空と澄みきった空気の中で 当センターのストーブ用に、薪の玉切り作業を気持よく行いました。

9/28 午前8時 快晴 気温10℃ 

鹿沢園地周辺の木々は急速に色付き始めました。

ヤマウルシ

野草園はヤマラッキョウ、リンドウなどの花々が咲く隣りではオカトラノオがきれいに草紅葉しています。

鹿沢インフォメーションセンターでは、10月11日から13日の3日間にわたり、『鹿沢園地 紅葉フェスティバル』を開催します。
この時期、鹿沢周辺では紅葉の見頃を迎えます。
澄んだ秋空の下に広がる鹿沢の自然へお出かけください。

小串硫黄鉱山跡

群馬県嬬恋村の北端、長野県との県境にある毛無峠は、その近くにある破風岳(1999m)の名が示す通り、よく強い風の吹く所です。辺り一帯にはガンコウラン、シラタマノキなどが張り付くように生育する礫地の斜面が広がっています。

――ここは、本州の極地である。
この部落を過ぎて路は無い――

小説家太宰治(1909-1948)は、津軽半島最北端の竜飛岬を訪れ、小説『津軽』のなかでそう書き記しました。竜飛岬が本州の極地ならば、毛無峠は上州の極地と言える場所です。

ハナホウキタケの一種〔弱毒〕
ハナホウキタケの一種弱毒

8月は平年よりも日照時間が短く、雨の多い月となりました。そのためか、園地では昨年よりも多くのきのこがみられます。

なかでも目を引くのはホウキタケの仲間です。その姿は色といい形といい、まるで森のさんごのようです。

9/4AM8現在、霧雨、濃霧 気温15℃

本日花調査を行ったところ、ハクサンフウロが草紅葉していました。散策しますと小さな秋を見つけることが出来ますよ。

ハクサンフウロの草紅葉
ハクサンフウロの草紅葉

「秋の鹿沢園地をたっぷり歩く会」は、清流の小径~たまだれの滝~かえでの小径の約5kmのコースを巡るガイドウォークプログラムです。
いろいろな草木の実を観察したり、紅葉を楽しみながら、ガイドと一緒にゆっくり、のんびり歩きましょう。

秋の鹿沢園地
秋の鹿沢園地-2

バッコヤナギについた虫こぶ
バッコヤナギについた虫こぶ

バッコヤナギの葉の裏に白くて丸いものがくっついています。一見すると実のようですが、これはバッコヤナギハウラケタマフシと呼ばれる虫こぶ(虫えい)です。

虫こぶとは、虫などの寄生によって、植物の一部がこぶ状に変化したものです。

浅間山溶岩樹型
井戸のような穴がいくつも空いています

浅間山の火口から北へ5kmほどのところに、地面に井戸のような穴がいくつも空いている場所があります。穴の大きさは直径50~200cm、深さは3~7mで、それが500個ほど集まっています。

この穴は、今から231年前の1783年(天明3年)8月に起きた、浅間山の大噴火によってできたもので、浅間山溶岩樹型と呼ばれるものです。溶岩樹型とは、溶岩流が森林に流れ込んで樹木を覆い、中の木が焼けたり、長い年月の間に腐ったりしてできた穴のことです。

鹿沢園地サマーウィークは、鹿沢・万座パークボランティアがお届けする真夏のハイライト・プログラムです。
期間中は企画展や星空観察会があり、どなたでもご参加いただけます。

7/20 午後3時 曇り空時々小雨、昼ごろから時々晴れ間

こんにちは。野草園が花々ですごいことになってますよ。

アサギマダラ舞う野草園は今、花盛りです。

アサギマダラ舞う野草園
アサギマダラ舞う野草園

標高1400mに位置する鹿沢で涼しい夏を過ごしてみませんか?
鹿沢インフォメーションセンターでは、夏休み期間に合わせて、鹿沢の自然を味わえる活動プログラムをご用意しています。
プログラムは申し込み不要で、どなたでもお気軽にご参加いただけます。

クラフト体験教室
薪割り体験

7/10PM3 気温は19℃ 時々小雨、強風、晴れ間と、天候が台風上陸にる影響かめまぐるしく変化しています。

野草園は、ノハナショウブの紫、キンバイソウの黄色、カラマツソウの白などが目立つようになり、カラフルになってきました。

湿地帯から乾燥帯までの 多彩な花々を野草園で見ることができますが、今日は、湿地帯に咲く植物を紹介したいと思います。

サギスゲ(野草園にて)
サギスゲ(野草園にて)
トキソウ(野草園にて)
トキソウ(野草園にて)

アヤメ
アヤメ

園地に紫と白のアヤメ、黄のキショウブが咲いています。 アヤメは英語でアイリス(iris)と言いますが、これは虹を意味するギリシャ語イリスから来ています。

池の平湿原は三方ヶ峰火山の火口原に位置する高層湿原です。
ここはコマクサ、アヤメの群落をはじめ、カラマツの自然林などを観察することができ、多様な生き物たちの生息環境が保たれています。

標高2000mに広がる雲上の花園へ出かけましょう!

7/5午前8時 雨 気温は14℃

昨日も今日も肌寒い雨々の一日です。

来週からは池の平湿原ハイキングツアーが予定されていますが、台風の上陸予報とか、心配ですね。

さて、レンゲツツジと言えば湯ノ丸山が有名ですよね。ところが、池の平にも咲いているんです。

レンゲツツジが美しい(池の平にて)
レンゲツツジが美しい(池の平にて)

7月初旬の池の平湿原を散策しますと、レンゲツツジ以外にも様々な花に出会えます。

地蔵峠付近の開花の様子
地蔵峠付近の開花の様子

湯の丸高原のレンゲツツジは、現在、地蔵峠で8分咲きとなっています。
開花期間に合わせて、夏山リフトや臨時バスが運行されるほか、6月22日には湯の丸高原第1リフト一帯で、野外ステージでのコンサートや抽選会、野点のサービスなどが行われます。

レンゲツツジの開花とともに、湯の丸高原は本格的な夏山シーズンを迎えます。 

ギンリョウソウ(清流の小径にて)

6/12AM8 雨 気温15℃

「今、お化けを見たよ」、かえでの小径を散策したお客様から言われました。

そうです。ギンリョウソウのことですね、別名、幽霊茸(ユウレイダケ)。

薄暗い雑木林の中で、白く透き通った異様な姿をした植物です。

ササバギンラン
ササバギンラン

ササバギンランが咲いています。
ランの仲間は雨が大好きです。

平年よりも半月ほど早く梅雨入りした鹿沢ですが、雨のなか、このササバギンランはとても生き生きとした表情をみせてくれます。

ササバギンランはギンランとよく似ていますが、ギンランよりもやや大きく、葉が花よりも高くなります。
園地に両方咲いているので、見比べてみましょう。

レンゲツツジ群落
観光放牧の様子

60万株を数える湯の丸高原のレンゲツツジ大群落は上信越高原国立公園を代表する景勝地です。 高原一帯を朱に染めて咲き誇るレンゲツツジを楽しみましょう。

6月8日(日)に行われる予定でした「花の湯ノ丸山に登ろう」は、雨天が予想されるため中止いたします。

登山道入口付近の様子
登山道入口付近の様子

湯ノ丸山周辺では雨が続いていて、降り始めからの雨量が多くなっており、地盤が緩んでいます。
当日の登山道は雨により滑りやすく、山頂付近は気温が低くなることが予想されます。
このため鹿沢インフォメーションセンターでは、登山の安全を考え、上記自然体験ツアーを中止することといたしました。

申し込まれた皆さまには何卒ご理解をいただきますよう、お願いを申し上げます。

6/5PM2 雨 気温11.5℃

午後から草刈作業を予定していたが生憎の雨。

今日は、当園地内でひっそりと生きている野草を紹介します。

アツモリソウ
アツモリソウ

敦盛草(アツモリソウ)

「幻の中の幻の花」が当園地内でひっそりと生きていたのです。

盗掘から逃れるためやむを得ず保護された状態で。

いつの日か皆さまに安心して、公開できる日が来ることを静かに待っています。

6月3日に草津白根山の噴火警戒レベルが1から2に引き上げられことに伴い、群馬県では草津白根山の火口周辺規制を行っています。

火口周辺規制

草津白根山(湯釜)
草津白根山(湯釜)

気象庁は6月3日18時、草津白根山に火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)を発表しました。

この時期に鹿沢周辺で見られる白い花をご紹介します。

チゴユリ(ユリ科)

山地の林の中に生えます。
高さは15~20cmで、茎の先端に直径1cmほどの花を1~2個つけます。
地下茎で繁殖し、よく群生します。

ツバメオモト(ユリ科)

上信越高原国立公園指定植物

冷涼な山地の林の中に生えます。
高さは20~30cmで、茎頂に直径1cmほどの花を数個から多数つけます。
和名のツバメは鍔目、燕と諸説あります。
上信越高原国立公園の自然公園指定植物で、一般の採集は禁じられています。

ツマトリソウ(サクラソウ科)

上信越高原国立公園指定植物

亜高山の草地や林縁に生える高さ10cmほどの小さな多年草です。
7枚ある花弁の先端はしばしば淡紅色に縁取られます。
褄取り(つまとり)とは縁取りのことです。場所により縁取りのないものもあります。
鹿沢周辺では縁取りのない花がほとんどを占めています。

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チゴユリ
チゴユリ
ツバメオモト
ツバメオモト
ツマトリソウ
ツマトリソウ

人になれたキツネ
人になれたキツネ

 湯の丸高原地蔵峠付近の路上で子ギツネを見かけました。 近くに寄ってみたところ、こちらに顔を向けたまま逃げようとしません。 観光道路にはしばしば、このような人になれたキツネが現れます。

野生動物は本来、人間に対して警戒心を持っています。 そのため、野生動物と人間の間には一定の距離が保たれています。 ところが、なんらかの原因でこの距離のバランスが崩れてしまうと、そこに様々な問題が起こります。

湯ノ丸山

ツジジの咲くシーズンよりも一足早く、初夏の湯ノ丸山(標高2,101m)に登りながら、高原に咲く可憐な草花を楽しんでみませんか?

花にくわしい国立公園パークボランティアが解説します。

オオカメノキ
オオカメノキ

清流の小径に、オオカメノキ(スイカズラ科)の花が咲きました。名前は葉の形が亀のこうらに似ていることにちなみます。白い花のように見えるものは装飾花と呼ばれるもので、中心に集まっているのが実をつける花です。

花全体の形はガクアジサイと似ていますが、装飾花の目立つ花被片の数を見ると、ガクアジサイがほぼ4枚(がく片)であるのに対し、オオカメノキは5枚(花弁)で、根本まで分かれていません。

装飾花は地味な花を目立たせる役割があると考えられています。

オレンジ色の喉が特徴のキビタキ
オレンジ色の喉が特徴のキビタキ

春の鹿沢にキビタキ(スズメ目ヒタキ科)がやってきました。

キビタキはスズメほどの大きさで、冬は南の暖かいところで過ごし、5月ごろ日本の山地に渡ってくる夏鳥です。

キビタキのオスの喉は南国の果物を思わせる鮮やかなオレンジ色をしています。 また、よく見ると、オレンジ色の眉毛みたいなもの(眉斑びはん)もあります。 エキゾチックな感じのする、とても色鮮やかな鳥です。

「鹿沢園地をたっぷり歩く会」は、清流の小径~たまだれの滝~かえでの小径の約5kmのコースを巡るガイドウォークプログラムです。

木々の新緑や、川のせせらぎを楽しみながら、ガイドと一緒にゆっくり、のんびり歩きましょう。

コースマップ

コースマップ

パークボランティア総会

2014年4月26日に鹿沢インフォメーションセンターで、鹿沢地区のパークボランティアの総会が開かれました。
総会には計23名が出席し、約3時間にわたって今年度の活動計画などが話し合われました。

竹や木を使ってマイはし・えんぴつストラップ・小鳥の巣箱を作りましょう!
1名より開催。当日参加もできます。気軽にチャレンジしてみませんか?

朝の散歩会

4/19 午前9時 晴れ 6度

寒い中でしたが10人の方々が参加してくださいました。

案内人は、愛称ステさん。当センターのアイドル的存在です。

鹿沢園地周辺もフキノトウなどが顔を出し始めました~。

ようやく春の訪れ感じさせる福寿草やザゼンソウも咲き、なんだか嬉しくなります。

皆様も鹿沢園地へ足を運んでみませんか。

(T)

鹿沢温泉
鹿沢温泉

上信越高原国立公園には、草津温泉・万座温泉・四万温泉など、たくさんの温泉があります。そしてここ、鹿沢にも温泉があります。

鹿沢温泉の泉質は、マグネシウム・ナトリウムー炭酸水素塩泉(中性低張性高温泉)です。温泉分析書には、無色透明と書かれていますが、温泉が空気に触れてしばらくたつと、やや白く濁って見えることがあります。また、温泉の湯口や湯船には白からやや褐色を帯びた付着物がみられます。

2階ビジターズサロンでの展示の様子

4月1日から11月30日までの間、以下の通り開館日が変更となります。

  • 開館日:
    無休
  • 開館時間:
    午前8時から午後5時まで(従来通り)

どうぞよろしくお願いします。

根開き
根開き

冬が終わりに近づく頃、雑木林の中を歩いていると、木の根本だけ雪が融けて丸く穴が開いたようになっている様子を見かけます。 この現象は「根開き」とか「根回り穴」などと呼ばれています。

なぜ、木の周りにはこんな穴ができるのでしょうか? 木が春の訪れを感じて盛んに水を吸い上げるからでしょうか? どうやらそうではありません。この穴は枯れている木にもできるからです。

霧に冬木立が溶け込んでいます
霧に冬木立が溶け込んでいます

関東甲信地方に記録的な豪雪をもたらした2月15日から半月が過ぎました。 この一週間、鹿沢では温かい陽気が続いていて、雪解けがだいぶ進みました。

そのようななか、今シーズン最後となるスノーシューハイキングを実施しました。 豪雪でできた60cmの固い根雪の上に、新雪が10cm積もっているというコンディションのなか、参加者とともに村上山(1746m)を目指します。

野ウサギの足あと
野ウサギの足あと

湯尻川沿いをスノーシューを履いて歩いてみました。

よく晴れた鹿沢の昼下がり。 落葉して明るくなった森の中は風もなく穏やかです。 そして、目の前に広がるのは…… まだ誰も踏んでいない新雪!

照り返す雪のまぶしさに目を細めながら、その上にせっせと自分の足跡をつけていると、突然、不思議な景色が目に飛び込んできました。

インフォメーションセンター前にあるヤドリギ
センターの前にあるヤドリギ
インフォメーションセンターの入口にあるミズナラの枝にヤドリギがくっついています。 名前の通り、木に宿って育つ植物です。

ヤドリギは形の整った丸い茂みを作り、冬になるとそれが遠目にもよく目立つようになります。 年が明けると、門松などの松飾りをあちこちで目にしますが、西洋では冬にヤドリギを飾る習慣があります。

西洋の人たちにとって、このヤドリギはおめでたい植物で、玄関に飾ると恋が実る、首から下げると病気が治る、という言い伝えがあります。

ヤドリギは日本各地に広く分布する半寄生性の植物で、エノキ・ブナ・ミズナラ・クリなどの木に着生して育ちます。 果実は秋に黄色く熟し、キレンジャクやヒレンジャクが好んで食べに来ます。 種はねばねばしたものに包まれていて、果実を食べた鳥が木の上で糞をすると、種が木にくっつく仕組みになっています。

園地の様子
園地の様子

今月20日から22日にかけて、鹿沢ではまとまった雪が降りました。 23日現在の鹿沢の積雪は40cmほどです。 辺りは一面、白銀一色となり、本格的な冬シーズンの到来を告げています。

長野県上田建設事務所の観測によると、12月23日14時30分現在、湯の丸高原スキー場付近の気温は氷点下2.2度となっています。

スノーシューハイキング

白銀の雪原で心も体もリフレッシュ!スノーシューハイキングに出かけてみませんか?
寒さに耐え春を待つ樹木の冬芽。動物の足跡。 普段では味わえない変化に満ちた冬の姿を見に行きましょう。

鹿沢インフォメーションセンター

12月1日から3月31日までの間、以下の通り開館日が変更となります。

  • 開館日:
    金・土・日・祝日
  • 開館時間:
    午前8時から午後5時まで(従来通り)

どうぞよろしくお願いします。

インフォメーションセンター前の様子
インフォメーションセンター前の様子

11月11日に鹿沢で初雪が降りました。

この日、前橋地方気象台は、浅間山で初冠雪が観測されたと発表しました。浅間山の初冠雪は平年よりも14日遅い観測でした。

14日現在、鹿沢から湯の丸高原にかけては、一部路面に薄く雪が積もっていて、滑りやすい状態になっています。これからの時期、お車で鹿沢へお越しの際は、冬用タイヤ、またはチェーンなどの滑り止めが必要となりますので、ご注意下さい。

カラマツの黄葉
カラマツの黄葉

カラマツが見事な黄葉を見せています。 細い針状の葉が、陽を浴びて輝きながら舞い散るさまも美しく、秋の終わりを感じさせます。

春に桜吹雪あらば、秋に黄金吹雪あり──

園地を訪れた方から、そんな言葉を教わりました。 黄金吹雪舞う晩秋の鹿沢は、静かなときを過ごすのに最適な場所です。

子どもパークレンジャー

鹿沢インフォメーションセンターでは、2階ビジターズサロンにおいて、『子どもパークレンジャー活動発表作品展』を開催中です。

「子どもパークレンジャー」は、国立公園の自然保護官(パークレンジャー)の活動を子どもたちが体験しながら、自然にふれあい、自然保護や環境保全の大切さを学ぶ活動で、環境省の事業の一つとして、全国各地の国立公園で行われています。

紅葉の様子
紅葉の様子

秋晴れの高く澄んだ青空に、色づく木々の葉が映える季節になりました。 なかでも、真っ赤に色づくもみじの葉の鮮やかさは、これまで多くの人たちのこころをとらえてきました。 もみじは、古くは平安時代から歌に詠まれ、童謡・唱歌としても親しまれています。絵画や写真の題材にもよく取り上げられますし、もみじを型どったお菓子もありますね。

タマゴタケ[食]
タマゴタケ

園地のあちこちにきのこが顔を出しています。

鮮やかな赤い色をしたきのこはタマゴタケ(テングタケ科・)です。傘には条線があり、ひだと柄は黄色をしています。毒きのこのベニデングダケと似ていますが、食べられます。 とはいえ、テングタケ科のきのこは毒を持つものが多いので、食用に際しては十分な注意が必要です。

やぶに覆われている湯の丸高原の様子
やぶに覆われている湯の丸高原の様子

9月13、14日に、今年2回目となる、湯の丸レンゲツツジ群落保護増殖ボランティア活動が行われました。 この活動は、住民・ボランティア・関係団体・行政などが一体となって、湯の丸レンゲツツジ群落の保全に取り組むことにより、環境教育の機会の整備・普及を目指すものです。

レンゲツツジ群落がある湯の丸高原周辺は、もともとは火山性の地質・地形の影響で木が生えにくいところだったようです。こうした立地を生かして、1904(明治37)年から牛馬が放牧されるようになりました。

エゾリンドウ
エゾリンドウ

秋の高原に、エゾリンドウの青い花が鮮やかです。

エゾリンドウは近畿以北に分布し、日当たりがよく、やや湿ったところに生えていて、濃い青紫色の花を咲かせます。花は晴れて気温が上がる日中に開き、夕方になると閉じます。

リンドウは秋を代表する花で、多くの花が咲き終わった頃に花を咲かせます。花は野趣と美しさに富み、古くから多くの日本人に親しまれてきました。リンドウは、ここ鹿沢が位置する嬬恋村の村花にもなっています。

ガマの穂
ガマの穂

小さな湿原にあるガマから穂が出てきました。

ガマは水辺に群落を作る大型の多年草で、高さは1.5mから2mになります。 種の入った穂は、まるでソーセージのような形をしています。 穂が風に揺れてなにかにぶつかると、中から綿毛のついた種がモコモコと湧き出すように出てきます。 一つの穂に入っている種の数はおよそ35万個ほどで、出てきた種は風に乗って飛んでいきます。

ヌスビトハギの実
ヌスビトハギの実

花の盛りは過ぎて、園地には実をつけている植物が目立つようになってきました。 そのうちのひとつに、ヌスビトハギがあります。

ヌスビトハギの実は写真のような形をしています。 この実の形が、抜き足差し足で忍び込む泥棒の足あとに似ていることからこの名がつきました。

園地の来訪者にこの実を見てもらうと、いろいろな反応が返ってきます。 なかには「メガネハギ」とか「エダマメハギ」と呼ぶ人もいます。 みなさんにはどんなふうに見えるでしょうか?

藍の葉のジュースを作ります
藍の葉のジュースを作ります

鹿沢園地サマーウィーク期間中の8月7日に、嬬恋産の藍の生葉を使った草木染めを行いました。 染めたい布を藍の染色液に10分ほど浸したあと、広げて日光で乾かせばできあがりです。

染めたばかりの時は緑色をしていますが、次第に青くなっていきます。 染める前に布を糸などで所どころしばっておくと、その部分は薄い色になり、模様をつけることができます。参加者は星形やハートマークなど、思い思いの模様作りを楽しんでいました。

せんべい平の標識
標識には「アサギマダラの里」の文字が

長い距離を移動することで知られる蝶アサギマダラの観察会が、さる8月3日に小桟敷山こさじきやま(1,852m)とその周辺で行われ、総勢14名が参加しました。 小桟敷山の途中にあるせんべい平では、多くのアサギマダラを観察することができました。

朝、センターの入口の前で一羽の鳥が横たわっていました。 太くて黄色いくちばし。 黒い風切羽には一本の白い筋が鮮やかに入り、一部が金属的な光彩を放っています。 イカルでした。 「まだ生きているかもしれない」 そう思い、イカルをセンターで保護することにしました。

イカルは秋冬は平野部にいて、田んぼに落ちているもみなどを食べています。 夏になると山地の落葉樹林にやって来て、ヌルデやエノキ、カエデの実などを食べます。 太いくちばしを使って、硬い種子の殻を上手に割って食べるのです。 鹿沢の隣にある東御市はくるみの産地として知られていますが、あの頑丈そうなくちばしなら、くるみの殻だって割れそうです。

浅間山
浅間山は3つの火山からできています

上信越高原国立公園で最高峰の浅間山(2568m)は、世界有数の活火山です。山体は黒斑火山・仏岩火山・前掛火山の3つの火山から成る複合火山で、火口は常時噴気し、北側は噴火の際に発生した溶岩流により形成された「鬼押出し」と呼ばれる奇岩景勝地が広がっています。

浅間山の溶岩は粘り気が強く、ガスや水蒸気を逃がしにくい性質があります。このため、噴火に至ると爆発的なものとなり、火山礫などの噴出物を飛散させ、噴煙を高く上げます。この噴火様式をブルカノ式噴火と言います。

鹿沢園地サマーウィーク

鹿沢の自然とふれあえる特別な8日間、それが鹿沢園地サマーウィークです。 期間中はさまざまなイベントがあり、どなたでも気軽に参加することができます。

クラフト体験 鹿沢インフォメーションセンターでは、夏休み期間に合わせて、親子で楽しめるクラフト体験教室を行います。 竹や木を使って竹トンボ・マイはし・小鳥の巣箱を作るほか、薪割り体験もできます。 1名より開催。当日参加もできます。気軽にチャレンジしてみませんか?

野草園が見頃を迎えています。 色とりどりの花の脇にある解説板を見ながら歩いてみましょう。

キンバイソウ
キンバイソウ

キンバイソウ 〔金梅草〕 キンポウゲ科

オレンジ色を帯びた黄色が鮮やかな花で、夏の高原でよく目立つ。 花びらのように見えるのはがくで、花弁は中央に直立している。

ミツバチの分蜂
たくさんのミツバチたちが羽音をうならせ、飛び回っています

ミツバチは数が増えてくると、新しい女王蜂を育て、引越しをします。これを分蜂ぶんぽうといいます。

分蜂は春から夏にかけて行われます。まず古い女王蜂が働き蜂の半分を引き連れて巣を離れます。次いで新しい女王蜂が残りの働き蜂を連れて出て行きます。こうしてミツバチは増えていくのです。

アサギマダラ 提供:NPO法人縄文の森をつくろう会(鹿児島県指宿市)
アサギマダラ

小桟敷山(こさじきやま 1852m)は浅間山のやや北西に、桟敷山(さじきやま 1915m)ときょうだいのように並んでいる山で、どちらも山頂が平らなのが特徴です。 豊かな自然が残され、盛夏には長い距離を移動することで知られるアサギマダラが訪れます。 夏休みの一日、環境省登録パークボランティアと一緒に自然を見つめてみませんか?

ミヤマシロチョウ 提供:赤木道紘
ミヤマシロチョウ

長野県東御市と群馬県嬬恋村にまたがる湯の丸高原はミヤマシロチョウの生息地です。 ミヤマシロチョウは、国内ではごく限られた地域でしか見ることのできない高山蝶で、近年、個体数の減少が著しく、各地で保護活動が行われています。

ミヤマシロチョウはモンシロチョウよりも大きく、白い翅に黒いすじ(翅脈)が入ります。 メスはオスよりも大きく、翅が半透明です。 ウスバシロチョウとよく似ていますが、ミヤマシロチョウのほうが触覚がやや長く、黒いすじの数が多いという違いがあります。

池の平湿原 池の平湿原は三方ヶ峰火山の火口原に位置する高層湿原です。 ここはコマクサ、アヤメの群落をはじめ、カラマツの自然林などを観察することができ、多様な生き物たちの生息環境が保たれています。 標高2000mに広がる雲上の花園へ出かけましょう!

鹿沢園地に生息するエゾハルゼミ(体長27mm)
鹿沢園地に生息するエゾハルゼミ(体長27mm)

「ミョ~キン・ミョ~キン・ケケケケケ……」

初夏の落葉樹林にそんな鳴き声が響いています。声の主はエゾハルゼミ。寒冷地に生息する小型のセミで、ここ鹿沢園地にもたくさん生息しています。

「柔毛の密生している、節を持った、その部分は、まるでエンジンのある部分のような正確さで動いていた。――その時の恰好が思い出せた。腹から尻尾へかけてのブリッとした膨らみ。隅ずみまで力ではち切ったような伸び縮み。――……」

小説家の梶井基次郎(1901-1932)はセミをそんな風に描写しています。

レンゲツツジ群落
レンゲツツジ群落
観光放牧の様子
観光放牧の様子

60万株を数える湯の丸高原のレンゲツツジ大群落は、上信越高原国立公園を代表する景勝地です。高原一帯を朱色に染めて咲き誇るレンゲツツジを楽しみましょう。

ハルザキヤマガラシという植物をご存知ですか? ハルザキヤマガラシはヨーロッパ原産の帰化植物で、日本各地に広く分布し、春に菜の花に似た黄色い花を咲かせます。 繁殖力が旺盛で、在来種を駆逐する可能性があるため、外来生物法で要注意外来生物に指定されています。

ハルザキヤマガラシ

県道沿いに繁殖するハルザキヤマガラシ
県道沿いに繁殖するハルザキヤマガラシ
  • 別名:セイヨウヤマガラシ、フユガラシ
  • 学名:Barbarea vulgaris
  • 科名:アブラナ科
  • 自然分布域:ヨーロッパ
  • 生育地:畑地、水田、荒地、路傍、河岸
  • 特徴:越年草または短命な多年草。日当たりのよい湿った肥沃地を好む。葉は切れ込みがあり、茎の高さは20~90cm。食用になるが辛味が強い。根生葉(ロゼット)を形成して越冬する。春に黄色の4枚花弁の花が茎の上にかたまって咲く。

募集は締め切られました。

当観察会に多数のお申し込みをいただき、ありがとうございます。 当観察会は特に定員を設けておりませんが、当初の見込みを超えるお申し込みをいただきました。 当センターでは参加者の皆様に安心して楽しんでいただける観察会となるよう、実施にあたり万全を尽くしたいと考えております。 このため、誠に勝手ながら、5月28日をもちまして募集を締め切らせていただきます。 あしからずご了承いただきますようお願いいたします。


ムラサキヤシオツツジ 提供:浅間吾妻エコツーリズム協会
ムラサキヤシオツツジ

上信越高原国立公園は火山が密集している地域です。 そのうちの一つである烏帽子岳(2066m)とその周辺は、ムラサキヤシオツツジの生育地として知られています。 花と新緑に彩られるベストシーズンの烏帽子岳を登ってみませんか? 上信越高原国立公園に登録されている鹿沢万座パークボランティアが案内します。

日に日に木々の芽が青々としてきました。 これから鹿沢は新緑のまぶしい季節です。 鹿沢インフォメーションセンターでは、これに合わせてガイドウォークイベントを開催します。 清々しい鹿沢の自然へぜひお越しください。

コースマップ

タチツボスミレ
タチツボスミレ

春の強風と寒さが続いていた鹿沢ですが、今日はよく晴れて朝8時の気温が17度となり、暖かな日を迎えています。 こんな日は絶好の散歩日和。標高1400mに位置する鹿沢の遅い春を探しに、かえでの小径を歩きました。

小さな湿原にハンノキの花穂が垂れている様子が観察できます。その先へ進むと陽だまりにはタチツボスミレが咲いていました。次第に湯尻川のせせらぎが近づいてきます。

クラフト体験竹や木を使って竹トンボ・竹コップ・マイはし・小鳥の巣箱を作りましょう! 1名より開催。当日参加もできます。気軽にチャレンジしてみませんか?

園地の風景(宮崎様より)
園地の風景(宮崎様より)

写真セミナーで当センターの多目的室をご利用された宮崎様より、園地周辺で撮影された写真をいただきました。これは湧水川でしょうか。シャッタースピードを調節して水の流れを積極的に表現されています。さすがにお上手ですね。

この日はあいにくの空模様でしたが、セミナーに参加された方々は時折雪も混じるなか、果敢に撮影に挑んでいました。日々うつろいゆく自然の中に、感動の瞬間、納得の一葉を求めてシャッターを切る姿は、さながら風景の狩人といった趣がありました。

宮崎様、味わいのある作品をお寄せいただきありがとうございました。

スロープの除雪
スロープの除雪

鹿沢では4月20日夜半から翌朝にかけて雪が降り、20cmほどの積雪となりました。その後晴れて気温が上がり、路面の雪はだいぶ溶けましたが、部分的に滑りやすい状態になっています。自動車で鹿沢へお越しの際は、冬用タイヤ、またはチェーンなどの滑り止めがあると安心です。

バリアフリー対応施設である当センターは、2階へ車いすで上がれるスロープを設けています。今日はそのスロープの除雪を行いました。

スロープに積もっている雪はかた雪になっていて、なかなかうまくかけません。かた雪を四角く掘り取りながら1階から2階をめざして少しずつ進んでいきます。南極観測船「しらせ」も、こんな感じで進んでいったのでしょうか。

この春より鹿沢高原の案内人を務めさせていただくことになりました古川です。どうぞよろしくお願いします。

私は長野県より湯の丸高原の地蔵峠を越えてインフォメーションセンターに通っています。自宅から地蔵峠までの標高差は約1000mあります。今日はその通勤途中で見た風景をご紹介します。

写真1
写真1

湯の丸高原の入口では山頂の緑と芽吹きを待つ木々が、はっきりとしたコントラストを見せていました[写真1]。山頂の緑はサワラ、その下はカラマツです。湯の丸から鹿沢高原にかけてはカラマツの人工林が多く見られます。